PAYPALでカード決済したのにPAYPAL決済額とカード明細の金額が違っていた疑問が解決した話 | 個人経営者・女性起業家のための法律とWEBの基礎知識(神戸・大阪)

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法律とWEBの専門家、消費者法務コンサルタントの赤松です。消費者センターで11年間で15万件以上の相談を経験した元行政技術職員が、契約や取引の法律対応やWEB情報発信をサポートします。一般社団法人はりまコーチング協会 代表理事。ITコーディネータ。

毎月PAYPALで定期的に支払いをしているのがあって、3800円を法人クレジットカードで自動決済しています。

ところが、ある月のクレジット請求額が3800円ではなく、3500円になっていて、この月は割引か何かになったのかなあと思っていましたが、翌月は通常の引き落とし額でしたので、実は割引等ではないことが分かり、調べたところ、PALPALの決済の仕組みを少し知ることができました。

PAYPALは資金決済法に基づく事業をしている

PALPALはクレジットカード会社ではなく、資金決済法にもとづく前払支払い手段を提供する会社です。
要するに、LINEPAYやPAYPAYやEDYと同じように、ウォレット(アカウント)にお金をチャージして、そこから支払うことになります。

私の場合は、たまたまキャンペーンで「300円」の入金があり、3800円の支払いではなく、300円分が差し引かれて、3500円の請求となり、それがクレジットカードで引き落とされたことになります。名目は、PAYPALへのチャージというところでしょうか。

経理(記帳)が少し面倒に

財務会計ソフトに入力するのですが、通常なら
「【借方】研修費3800円【貸方】未払金(法人カード)3800円」
とするところを、
「【借方】研修費3800円【貸方】未払金(法人カード)3500円、現金300円」
としました。

PAYPALをビジネス用に使う

最近、ビジネス用にPAYPALを使う事業者が増えてきたので、もし、ビジネス用にPAYPALを使うなら、入金と出金を同時に使うとややこしくなるなあと思いました。

もしかしたら、いろいろ設定があるのかもしれませんが、一見して、そこまではわかりません。もしかすると、私の知らない使い方や設定がたくさんあるのかもしれませんね。