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石鎚神社宮島遥拝所
広島県の宮島、ここは世界遺産厳島神社があることで有名である ! !
島全体に神が宿る島として有名だが、この島に石鎚神社がある事を知る人は少ない
と思う、この島には何度も来ているがこのことを知ったのはここ数年の事であり、この
島へ探検に来る機会をずっと待っていた(^_^)。
何より位置情報であるが文章の端々から宮島の弥山から御山神社の間の森の中で
あると自分の中で地図を作った ! ! そして御山神社寄りであり神々しい光の中へ入っ
て行った所に石鎚神社があったと記されている ( ̄_ ̄ i)
果たしてこんな情報でたどり着けるのか?と思うが今まで幾度もこんな情報で石鎚山
を見つけてきたという自分の自信と経験だけで深く考えず今回挑んでみた。
そして無事に石鎚神社を発見した、何よりこの島の山頂付近に祭られているという事
更に祠の向く先は霊峰石鎚山であるという事、先人の強い思いそのものが伝わって
くるようである ! ! そして今まで何百もの各地の石鎚山へ足を運んできたがこの宮島の
石鎚山発見は強く印象に残る事だろうm( _ _ )m
次に広島市佐伯区五日市町大字石内4718にある石鎚神社石鎚本教広島西教会へ
先の宮島の御山神社境内はこの石鎚本教広島西教会の旧所であるとフェイスブック
に記されている、今回はこのことを確かめに訪問してみた。
そして石鎚本教広島西教会境内に大変興味深い内容の石碑を発見した、裏側に石鎚
神社宮島遥拝所設立十週年記念と記されてあった。
これでこの石鎚神社と宮島の石鎚神社が繋がったわけである、更にこの広島西教会
の本殿は宮島遥拝所と同じく霊峰石鎚山の方を向いて建てられている、こういった事
を考えると、この両地に石鎚信仰の地を設けるにあたり、先人の石鎚山に対する強い
思いがそのまま伝わってくるようであるm( _ _ )m
今回の山口県・広島県の石鎚山の旅はこれで終わったが最後にひしひしと感じる事
は「やはり石鎚信仰はすばらしい」という事である、いつもの事だが、たったこれだけ
の言葉に僕の旅すべての思いが込められている(^_^)。
石鎚神社宮島遥拝所はここにある
フェリーから見る宮島の弥山
まさかあの山の向こうに石鎚神社があるとは思わなかった
もう何回も来ているので何とも思わない(^_^)。
ロープーウェイ乗り場の看板に石鎚神社はない
本来なら歩いて登りたいがこの猛暑では仕方あるまい
弥山山頂の看板にも石鎚神社はない
そして霊火堂へ、大師が修法を行った際の霊火が、
1200年以上たった今も「消えずの火」として燃え続けている所
すぐ横にある役行者
この山は山岳信仰の地であるという事
台座には金峯山寺とある
しかしこの周辺で権現さんを見る事はなかった
そして御山神社へ
霊火堂から御山神社へ行く道は2本あり
尾根の広い道から入る道と霊火堂すぐ下から入る道があるが
霊火堂すぐ下からの裏道は地図に載ってないので
行きは尾根道(主道)から御山神社へ行ってみる
御山神社、ここが今回の石鎚神社探索の出発点である
そしてここは石鎚神社広島西教会の
旧所であるとの事であり、石鎚神社宮島遥拝所
はこの御山神社の近くであると確信している
これは御山神社の説明書き
そして御山神社の入口から御山神社に沿って入っていく道があり
この道は地図にない道で先の霊火堂の真下に出る裏道である
この裏道を御山神社から30mほど入った所の右側奥に
少し開けた明るい感じの所がある ! !
踏み跡はほとんどないが右側を気にしていると分かる
ここが石鎚神社宮島遥拝所の入り口である ! !
入っていくと奥は明るく開けているようだ
入っていくと ! !
これが石鎚神社宮島遥拝所
石祠には何も記されていないが扉を開けてみると
中には石の印がある丸い鉄板と金幣
それに3寸の石鎚大神が鎮座していた
木の板があり「石鎚神社 宮島遥拝所」とある ! !
そしてこの祠の向く先には霊峰石鎚山がある ! !
ちなみにここが霊火堂直下から御山神社への裏道の入口である
ここから入ると御山神社に着く手前左側に石鎚神社がある
そしてもみじ谷を歩いて下山、宮島を後にした
まぁ間違いなくまた来るだろう(^_^)。
そのまま石鎚神社石鎚本教広島西教会へ
左へ上がった所に石鎚神社がある
ここが石鎚本教広島西教会
奇麗に手入れされた石鎚神社である
何よりここへ来て思う事は神社の建てられている方向が不自然な事
GPSで測位するとほぼ霊峰石鎚山を向いていた
この石碑は正面の文字よりも裏側は興味深い内容だ
「石鎚神社 昭和四十五年九月吉日 宮島遥拝所設立十週年記念」
やはりこの石鎚神社が先の石鎚神社宮島遥拝所を管理しているよう
境内にある小さな祠は「手箱社」とある
おそらく石鎚山系の手箱山の事と思うがなぜここに鎮座しているのか?
「やはり石鎚信仰はすばらしい」
旅する石鎚信仰者