日本遺産推進フォーラムを開催　全国各地から400名が結集

・写真は、日本遺産推進決議の様子(自民党本部8階ホールで)

「日々勉強！結果に責任！」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。今年7月の参院選に向けて、自民党から全国比例区の公認を頂き、国家国民のために全身全霊を尽くす覚悟をもって取組んでおります。

　2月13日(水)午後４時から3時間ほど、自民党本部において、日本遺産推進議員連盟(下村博文会長)、文化立国調査会(山谷えり子会長)、私が部会長を務める文部科学部会の共催で、日本遺産推進フォーラムを開催しました。全国各地から400名の関係者にお集まりを頂き、盛会でした。

　私が司会進行を務めました。

二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、永岡桂子文部科学副大臣、浮島智子副大臣、白須賀貴樹大臣政務官にもお越し頂きました。

●官民の支援策と3つの先進事例紹介

　会合は、8つの中央省庁、7つの民間企業・団体からの日本遺産関連の支援策の説明をして頂きました。

　そして、滋賀県、小浜市、尾道市の3つの先進地域の取組み報告を頂きました。

●日本遺産推進のための決議

　最後に、日本遺産推進のための決議を行いました。内容は以下です。

　「日本遺産」は、地域が持つ歴史的経緯や、地域の風土に根ざした世代を超えて受け継がれている伝承・風習などを踏まえた物語（ストーリー）であり、地域のアイデンティティ（各地域独自の特色ある歴史や文化）の再認識や、地域ブランド（文化資源を活用した活性化による地域価値の向上）等に貢献するものとして、二〇二〇年までに百件程度の認定を目指している。

この地域が誇るべき財産である「日本遺産」を戦略的に活用・発信し、地方創生、観光振興へつなげていくためには、国と地方、民間企業等の連携強化が極めて重要である。さらに二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会、二○二五年の大阪・関西万国博覧会を控え、全国各地に点在する「日本遺産」に対しては、訪日外国人旅行客数の更なる拡大への貢献が大いに期待されていることから、特に次の事項について万全を期するべきである。

一．「日本遺産」の知名度の向上を図るためｂｅｙｏｎｄ二〇二〇プログラムを活用した取組の推進、官民等と連携した海外へのプロモーションの更なる強化に努めること。

二．国際観光旅客税を活用しつつ「日本遺産」の価値向上と観光資源としての更なる磨き上げに努めること。

三．「日本遺産」認定地域の自立化と継続的な取組を支えるため、各認定地域に対する民間企業等の支援を促す新たな官民連携プラットホームの形成等を推進すること。

四．「日本遺産」についての関心と理解を深めるようにするため、「日本遺産の日」を設けることを検討すること。

右決議する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成三十一年二月十三日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自由民主党政務調査会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文部科学部会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文化立国調査会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本遺産推進議員連盟

　日本遺産自体の知名度向上のために、文化庁には早速「日本遺産の日」を制定すべく検討を促したいと思います。

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