・写真は、仙台城本丸跡から中心街を一望
「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。
2月19日(月)は、参議院文教科学委員会の委員派遣で、杜の都・宮城県仙台市に出張となりました。
●仙台市立七郷小学校で取組む防災安全教育
午前中は、東日本大震災の被害を受けた仙台市若林区にある市立七郷(しちごう)小学校(白石光彦校長)を視察させて頂きました。
・七郷小の詳細は http://www.sendai-c.ed.jp/~sichi-el/
文部科学省の教育課程特例校として、平成26年度から4年間取組み、全学年で年間30から35時間の「防災安全科」の授業を実施しました。その成果が、仙台市全体の副読本になり、活用されています。
・副読本は
http://www.sendai-c.ed.jp/06siryou/01fukudokuhon/01bousai/disaster.html
非常食の試食
小学校3・4・6年生の総合学習の時間を使った防災教育の取組みを参観させて頂きました。3年生は非常食の試食を通じて、4年生は震災で瓦礫の山となった田圃が復興する過程で地域の人の話を聞いたことを通じて、6年生は山形大学の協力を得て、模型を使って復興の街づくりを通じて、「能動的で対話的な深い学び(アクティブラーニング)」を実践していました。
模型を使った街づくり
同校では、自助・共助を実践できる子供たちの育成を目指していました。今後、災害基本法や復興増税等の政治や行政の仕組みを学んで公助を学んで頂ければ、さらに自助・共助の重要性が分かるのではないかと思いました。
●宮城県と東北医科薬科大学との意見交換
七郷小学校を後にして、昼は、村井嘉浩宮城県知事、高橋仁県教育長、高柳元明東北医科薬科大学理事長・学長、菅原健士同大学医学部事務室長と意見交換しました。宮城県の復興の取組みや、震災があったため東北地方に例外的に認められて新設された医学部を擁する東北医科薬科大学での2年間経った医者養成について、議論しました。
村井宮城県知事は、被災地の指導者として、全体の利益をどう図っていくか、できるだけ遠くを見て復興に取組めるかを意識して、公務に取り組んでいると話をしていました。7年近く経とうとしている中で、いまだ7千人以上が仮設住宅に住んでおり、ようやく8年かかって復興公営住宅の建設が終わります。このように時間がかかったのは、被災住民との合意形成に時間がかかったとのことでした。被災する前の平時から、最悪を考えて、家庭だけでなく、地域社会においても、災害だけでなく復旧・復興までも考える機会が必要ではないかと話をしていました。
・みやぎ復興ポータルサイト http://www.fukkomiyagi.jp/
村井県知事の体験を私達も共有して、いざという時の備えにしたいものだと思います。
高柳学長からは、東北は医師不足が言われている中で、震災もあり、37年ぶりに医学部の新設が認められ、順調に3期目の新入生を迎えようとしているとのことでした。医学部の1学年の定員は100名であり、55名が東北地方に就職するのであれば、返還不要の給付型奨学金を受けているとのことでした。東北各地の拠点病院と連携して、専門医とともに、地域に根差した総合医を養成したいとのことでした。
・東北医科薬科大学とは http://www.tohoku-mpu.ac.jp/
4年後、同大から卒業生が出て、地域医療を担うことを期待したいと思います。
●日本遺産・仙台城跡
仙台城本丸跡で高階美恵子参議院文教科学委員長と
平成28年4月に文化庁の日本遺産「政宗が育んだ“伊達”な文化」の構成資産の一つである史跡・仙台城跡を視察しました。小高い山の上ということもあり、風が抜けてとても寒かったです。今年度は伊達政宗公の生誕450年にも当たるとのことです。政宗公は標高115mの丘陵に仙台城を築きました。本丸は広瀬川を望む60mの断崖の上にあります。北側に二の丸、東側に三の丸が配されていました。そこは、現在東北大学となっています。東日本大震災によって、北西石垣の大規模崩壊が発生しましたが、平成23年度から4年間かけて、国の支援を受けて災害復旧工事が行われ、修復されました。
毎年10万年以上の方が訪れるという、仙台の市街地を一望にできる本丸跡は、有事の戦いの拠点であると同時に、平時の街づくりの両方を視野に入れた伊達政宗公の意気と見識を感じました。
・日本遺産 「政宗が育んだ“伊達”な文化」http://datebunka.jp/
●研究第一主義の東北大学
東北大災害科学国際研究所で ロボットとドローン
仙台城跡に隣接している国立東北大学(里見進総長)を視察しました。東北大学は新興財閥と地元の多額の寄付によって、3番目の帝国大学として明治41(1907)年に創設されました。大学の理念は、研究第一主義、門戸開放、実学尊重にあると言います。現在、10学部、16大学院、3専門職大学院、6付置研究所を有し、学生数1万8千人、留学生総数2千人を数えます。同大学は、東大・京大とともに「指定国立大学法人」に文部科学省から指定され、世界の研究拠点として、国が全面的に支援することになっています。
・東北大学の詳細は https://www.tohoku.ac.jp/japanese/
サイバー救助犬
新青葉山キャンパスにある災害科学国際研究所(今村文彦所長)を視察しました。文理融合で災害を研究しており、古文書の分析から福島第一原発内での検査ロボットの開発、災害救助犬にカメラを装着し、橋梁の老朽化検査へのドローンの活用等を行っていました。「TSUNAMI」(津波)と同様に、「BOUSAI」(防災)を世界共通語にしたいと意気込んでいました。
・東北大学災害科学国際研究所 http://irides.tohoku.ac.jp/
世界最先端の材料分析機器
片平キャンパスに移動し、材料科学高等研究所(小谷元子所長)を視察させて頂きました。材料科学研究の分野では100年の歴史を持ち、世界から若手の優秀な人材を集めています。主任研究者は28名(外国人は12名)、全スタッフ数は130名で、研究所の41%が外国人で、英語が公用語だとのことです。ここから、最先端の研究が生まれつつあると言います。
・東北大学材料科学高等研究所 http://www.wpi-aimr.tohoku.ac.jp/jp/
●2月20日(火)の予定は
2月20日(火)の予定は、朝8時から自民党本部で部会に出席した後、文科省との打合せ後に、自民党政調審議会・総務会において、デジタル教科書導入の学校教育法改正案と著作権法改正案について説明を行います。午後からは、文科省と打合せ後に、チベット議連会合でチベット亡命政権ロブザン・センゲ主席大臣の講演会があります。その後も、スポーツ庁、法務省、文化庁、文科省から説明を聴取します。
今日一日、喜んで進んで働く(傍楽)ぞー
私は、わが国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全ては国家国民のために、根拠をもって総合的に判断し、日々全身全霊で取組みます。
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●2月の政治関係日程
詳細はこちらへ https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12349739684.html
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●自民党選挙情報
宮城県利府町長選挙(2月13日(火)告示、18日(日)投開票)
自民党前参議院議員の熊谷ゆたか氏 祝当選
http://kumagai-yutaka.jp/index.php
沖縄県石垣市長選挙(3月4日告示、11日投開票)
中山義隆(50歳)氏にご支援を!
保守系現職3選目
http://www.nakayama-yoshitaka.com/
京都府知事選挙(3月22日告示、4月8日投開票)
西脇 隆俊(にしわき たかとし62歳)氏にご支援を!
無(自・公推)新、元国土交通審議官・前復興庁事務次官
https://www.jimin.jp/election/136681.html
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●政策情報
・高校学習指導要領改訂 パブリックコメント(国民の声)募集中(~3/15)
https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12352949076.html
・平成29年度補正予算、来年度平成30年度当初予算案とは
https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12338813259.html
・来年度平成30年度税制改正とは
https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12337303819.html
・新しい経済政策(2兆円)パッケージとは
https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12335815562.html
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●2月4日からの雪害について
2月4日からの大雪等による被害が出ています。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
福井県では3市に災害救助法が適用されました。
最新の被害状況は以下です。
http://www.bousai.go.jp/updates/h300204ooyuki/pdf/h300204ooyuki_05.pdf
●平成29年台風第18号災害義援金
平成29年9月に発生した台風第18号にともなう災害により、
大分県で大きな被害が出ました。心よりお見舞い申し上げます。
以下、本年3月30日まで義援金を受け付けております。
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/2918/index.html
●平成29年7月5日からの九州北部豪雨
九州北部豪雨の被災者の方々には、心よりお見舞い申し上げます。
平成30年3月30日まで災害義援金は募集しています。
詳細は以下です。
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/2975/index.html
●4・14/4・16熊本大地震の被災者支援を
平成28年熊本地震の被災者の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
政府では、被災者支援のための情報提供を行っています。
http://www.kAntei.go.jp/jp/heAdline/sAigAi/kumAmoto_hisAi.html
あわせて、義援金の受け付けを平成31年3月31日まで行っています。
ご協力をお願い致します。
詳細はこちらへ http://www.jrc.or.jp/contribute/help/28/
●3・11東日本大震災
7年経とうとする東日本大震災で被災された皆様への支援制度情報等
http://www.kAntei.go.jp/sAigAi/
あわせて、義援金の受け付けを平成30年3月31日まで行っています。
ご協力をお願い致します。
詳細はこちらへ http://www.jrc.or.jp/contribute/help/_27331/
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●自民党党員募集
自民党では党員を募集しております。2年以上党歴のある方には、自民党総裁選挙での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。
●赤池まさあき後援会 募集中
赤池まさあき後援会の会員を募集しています。
詳細はこちらから https://www.akaike.com/support%20club/sc_application%20form_8persons.pdf
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●「幻の富士六湖・赤池」
私の名字「赤池」の由来は富士山にあります。富士山の北麓、山梨県側には富士五湖があります。ところが6・7年に一度、富士山に大雨が降ると、六番目の湖が出現します。それを「赤池」と呼びます。日頃は枯れており、幻の富士六湖と言われています。平成3年、10年、16年、そして23年に出現しています。その幻の赤池から、山梨大学の教授が酵母菌を採取して、甲州ワインを製造しました。その名も「AKAIKE」です。
さて、次の出現はいつになるやら・・・
「赤池」の映像はこちらへ
https://m-a.amebaownd.com/posts/506459
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