・写真は、高等学校の各学科に共通する教科・科目等及び標準単位数の新旧一覧表(出所:文部科学省)

 

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。

 

 冬季五輪大会6日目では、先日の3つのメダル(銀・銅・銅)に続いて、1日で4つのメダル(銀2+銅2)を獲得しました。女子1000mスピードスケートでは、小平奈緒選手が銀、高木美帆選手が1500mに続いて銅、スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手とノルディックスキー複合個人ノーマルヒルの渡部暁斗選手がともに2大会連続の銀メダルでした。選手や関係者には、心よりお祝い申し上げます。こうなると、ぜひ金メダルを獲得してほしいと思っています。

 ・詳細はhttps://www.joc.or.jp/ 

 ・赤池ブログ「冬季五輪大会への国の支援とは」

https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12351654164.html

 

 2月14日(水)も、会議の連続でした。朝災害法制の勉強会を行い、参議院自民党の議員総会後に本会議があり、同意人事案件を処理しました。自民党本部では、こども元気!農山漁村で育むプロジェクト役員会を行い、百舌鳥古市古墳群の世界文化遺産について議論しました。午後からは、参議院資源エネルギー調査会が3時間あり、参考人意見陳述を聴きました。夕方からは、海洋教育プロジェクトを行いました。

 

●高校学習指導要領が公表

 

2月14日(水)に、約10年ぶりに高校の教育内容等を決める高校学習指導要領の改訂案が公表されました。3月15日までパブリックコメント(国見の声)を募集します。ぜひ多くのご意見を頂ければと存じます。

 ・学習指導要領案と意見投稿はこちらから 

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000958&Mode=0

 

 中学校から高校へほとんどの子供たちが進学するわけですから、中学と高校の接続、連携が重要です。今回の学習指導要領ではそれを意識しています。従来の要領は大綱的なもので、あとは学校や教科書会社にお任せでしたが、今回の要領は大幅に記述が増加されました。

 

 自民党からの提案にそって、高校社会科が見直されました。世界史必修で、日本史・地理・公民(倫理・政経・現代社会)が選択から、歴史総合(日本史世界史融合の近現代史)・地理総合・公共が必修となり、その上で日本史・世界史・地理発展・倫理・政経が選択となります。18歳選挙権付与を前提に、領土や社会参画等の社会科教育を充実しました。

 

歴史用語が多過ぎるので精選すべきであり、吉田松陰や坂本龍馬等を削除すべきだとした学者からの指摘があり、話題になりました。しかしながら、今回の改訂では歴史用語は削減しないことを文部科学省として明確にしています。

 

 すべての学力の基は国語です。改めて国語教育を充実しています。共通必修科目は現行の「国語総合」から「現代の国語」「言語文化」の二つになります。その上で、選択科目として論理的な読解力やコミュニケーション力を身に着ける「論理国語」や「文学国語」「国語表現」、古文、漢文を扱う「古典探究」を新設してあります。

 

 去る2月1日(木)にも、自民党本部で文部科学部会を開催し、以下のような内容で審議しました。

 

●高等学校学習指導要領の改訂(案)のポイント

 

1.今回の改訂の基本的な考え方

○ 昨年3月の小中学校の学習指導要領の改訂に続いて、教育基本法、学校教育法などを踏まえ、これまでの我が国の学校教育の実践や蓄積を活かし、子供たちが未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成。その際、子供たちに求められる資質・能力とは何かを社会と共有し、連携する「社会に開かれた教育課程」を重視。

○ 知識及び技能の習得と思考力、判断力、表現力等の育成のバランスを重視する現行学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で、知識の理解の質をさらに高め、確かな学力を育成。

○ 高大接続改革という、高等学校教育を含む初等中等教育改革と、大学教育改革、そして両者をつなぐ大学入学者選抜改革の一体的改革の中で実施される改訂。

 

2.知識の理解の質を高め資質・能力を育む「主体的・対話的で深い学び」

 

・「何ができるようになるか」を明確化

知・徳・体にわたる「生きる力」を子供たちに育むため、「何のために学ぶのか」という学習の意義を共有しながら、授業の創意工夫や教科書等の教材の改善を引き出していけるよう、全ての教科等を、新たな学力の3要素である、①知識及び技能、②思考力、判断力、表現力等、③学びに向かう力、人間性等の3つの柱で再整理。

 

・「主体的・対話的で深い学び」(いわゆるアクティブラーニング)の実現に向けた授業改善

選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、生徒にとって政治や社会が一層身近なものとなっており、高等学校においては、社会で求められる資質・能力を全ての生徒に育み、生涯にわたって探究を深める未来の創り手として送り出していくことがこれまで以上に求められる。

そのため、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善が必要。特に、生徒が各教科・科目等の特質に応じた見方・考え方を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう過程を重視した学習の充実が必要。

情報を的確に理解し効果的に表現する、社会的事象について資料に基づき考察する、日常の事象や社会の事象を数理的に捉える、自然の事物・現象を観察・実験を通じて科学的な概念を使用して探究するなど

 

3.各学校におけるカリキュラム・マネジメントの確立

 

○ 教科等の目標や内容を見渡し、特に学習の基盤となる資質・能力(言語能力、情報活用能力、問題発見・解決能力等)や現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力の育成のためには、教科等横断的な学習を充実する必要。また、「主体的・対話的で深い学び」の充実には単元など数コマ程度の授業のまとまりの中で、習得・活用・探究のバランスを工夫することが重要。

○ そのため、学校全体として、教育内容や時間の適切な配分、必要な人的・物的体制の確保、実施状況に基づく改善などを通して、教育課程に基づく教育活動の質を向上させ、学習の効果の最大化を図るカリキュラム・マネジメントを確立。

 

4.教科・科目構成の見直し

 

○ 高等学校において育成を目指す資質・能力を踏まえつつ、教科・科目の構成を改善。

国語科における科目の再編(「現代の国語」「言語文化」「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」)

地理歴史科における「歴史総合」「地理総合」の新設、公民科における「公共」の新設、共通教科「理数」の新設、など

 

5.教育内容の主な改善事項

 

○初等中等教育の一貫した学びの充実

必要な資質・能力を身に付けるため、中学校との円滑な接続や、高等学校卒業以降の教育や職業との円滑な接続について明記(総則)

 

○道徳教育の充実

各学校において、校長のリーダーシップの下、道徳教育推進教師を中心に、全ての教師が協力して道徳教育を展開することを新たに規定(総則)

公民の「公共」、「倫理」、特別活動が、人間としての在り方生き方に関する中核的な指導の場面であることを明記(総則)

 

○伝統や文化に関する教育の充実

我が国の言語文化に対する理解を深める学習の充実(国語「言語文化」「文学国語」「古典探究」)

政治や経済、社会の変化との関係に着目した我が国の文化の特色(地理歴史)、我が国の先人の取組や知恵(公民)、9武道を明記して武道の充実(保健体育)、和食、和服及び和室など、日本の伝統的な生活文化の継承・創造に関する内容の充実(家庭)

 

○政治教育、消費者教育、防災・安全教育などの充実

政治参加と公正な世論の形成、政党政治や選挙、主権者としての政治参加の在り方についての考察(公民)、主体的なホームルーム活動、生徒会活動(特別活動)

財政及び租税の役割、少子高齢社会における社会保障の充実・安定化、職業選択、起業、雇用と労働問題、仕事と生活の調和と労働保護立法、金融を通した経済活動の活性化、国連における持続可能な開発のための取組(公民)

多様な契約、消費者の権利と責任、消費者保護の仕組み(公民、家庭)

世界の自然災害や防災対策(地理歴史)、防災と安全・安心な社会の実現(公民)、安全・防災や環境に配慮した住生活の工夫(家庭)

高齢者の尊厳と介護についての理解(認知症含む)、生活支援に関する技能(家庭)

オリンピックやパラリンピック等の国際大会は、国際親善や世界平和に大きな役割を果たしていること、共生社会の実現にも寄与していることなど、スポーツの意義や役割の理解(保健体育)、障害者理解・心のバリアフリーのための交流(総則、特別活動)

我が国の領土等国土に関する指導の充実(地理歴史、公民)

 

○職業教育の充実

就業体験等を通じた望ましい勤労観、職業観の育成(総則)、職業人に求められる倫理観に関する指導(職業教育に関する各専門教科)

地域や社会の発展を担う職業人を育成するため、社会や産業の変化の状況等を踏まえ、持続可能な社会の構築、情報化の一層の進展、グローバル化などへの対応の視点から各教科の教育内容を改善

産業界で求められる人材を育成するため、「船舶工学」(工業)、「観光ビジネス」(商業)、「総合調理実習」(専門家庭)、「情報セキュリティ」(専門情報)、「メディアとサービス」(専門情報)を新設

※職業教育の充実に当たっては、必要な施設・設備の計画的な整備を促していく。

 

○言語能力の確実な育成

科目の特性に応じた語彙の確実な習得、主張と論拠の関係や推論の仕方など、情報を的確に理解し効果的に表現する力の育成(国語)

学習の基盤としての各教科等における言語活動(自らの考えを表現して議論すること、観察や調査などの過程と結果を整理し報告書にまとめることなど)の充実(総則、各教科等)

 

○理数教育の充実

理数を学ぶことの有用性の実感や理数への関心を高める観点から、日常生活や社会との関連を重視(数学、理科)するとともに、見通しをもった観察、実験を行うことなどの科学的に探究する学習活動の充実(理科)などの充実により学習の質を向上

必要なデータを収集・分析し、その傾向を踏まえて課題を解決するための統計教育を充実(数学)

将来、学術研究を通じた知の創出をもたらすことができる創造性豊かな人材の育成を目指し、新たな探究的科目として、「理数探究基礎」及び「理数探究」を新設(理数)

 

○外国語教育の充実

統合的な言語活動を通して「聞くこと」「読むこと」「話すこと[やり取り・発表]」「書くこと」の力をバランスよく育成するための科目(「英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ、Ⅲ」)や,発信力の強化に特化した科目を新設(「論理・表現Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」)

小・中・高等学校一貫した学びを重視して外国語能力の向上を図る目標を設定し、目的や場面、状況などに応じて外国語でコミュニケーションを図る力を着実に育成

 

○情報教育(プログラミング教育を含む)

情報科の科目を再編し、全ての生徒が履修する「情報Ⅰ」を新設することにより、プログラミング、ネットワーク(情報セキュリティを含む。)やデータベース(データ活用)の基礎等の内容を必修化(情報)

データサイエンス等に関する内容を大幅に充実(情報)

コンピュータ等を活用した学習活動の充実(各教科等)

 

○部活動

教育課程外の学校教育活動として教育課程との関連の留意、社会教育関係団体等との連携による持続可能な運営体制(総則)

 

○子供たちの発達の支援

(キャリア教育、障害に応じた指導、日本語の能力等に応じた指導、不登校等)

社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていくことができるよう、特別活動を要としつつ各教科・科目等の特質に応じて、キャリア教育の充実を図ることを明記(総則)

通級による指導における個別の指導計画等の全員作成、各教科等における学習上の困難に応じた指導の工夫(総則、各教科等)

日本語の習得に困難のある生徒への配慮や不登校の生徒への教育課程について新たに規定(総則)

 

以上です。

 

 今日一日、喜んで進んで働く(傍楽)ぞー

 

私は、わが国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全ては国家国民のために、根拠をもって総合的に判断し、日々全身全霊で取組みます。

 

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●2月の政治関係日程

 

詳細はこちらへ https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12349739684.html 

 

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●自民党選挙情報

 

宮城県利府町長選挙(2月13日(火)告示、18日(日)投開票)

自民党前参議院議員の熊谷ゆたか氏へご支援を

 http://kumagai-yutaka.jp/index.php 

 

 

沖縄県石垣市長選挙(3月4日告示、11日投開票)

中山義隆(50歳)氏にご支援を!

保守系現職3選目

http://www.nakayama-yoshitaka.com/ 

 

京都府知事選挙(3月22日告示、4月8日投開票)

西脇 隆俊(にしわき たかとし62歳)氏にご支援を!

無(自・公推)新、元国土交通審議官・前復興庁事務次官

https://www.jimin.jp/election/136681.html

 

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●政策情報

 

①新しい経済政策(2兆円)パッケージとは

 https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12335815562.html

 

②来年度平成30年度税制改正とは

 https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12337303819.html 

 

③平成29年度補正予算、来年度平成30年度当初予算案とは

 https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12338813259.html 

 

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●2月4日からの雪害について

 

2月4日からの大雪等による被害が出ています。

被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

福井県では3市に災害救助法が適用されました。

最新の被害状況は以下です。

http://www.bousai.go.jp/updates/h300204ooyuki/pdf/h300204ooyuki_05.pdf

 

●平成29年台風第18号災害義援金

 

平成29年9月に発生した台風第18号にともなう災害により、

大分県で大きな被害が出ました。心よりお見舞い申し上げます。

以下、本年3月30日まで義援金を受け付けております。

http://www.jrc.or.jp/contribute/help/2918/index.html 

 

●平成29年7月5日からの九州北部豪雨

 

九州北部豪雨の被災者の方々には、心よりお見舞い申し上げます。

平成30年3月30日まで災害義援金は募集しています。

詳細は以下です。

http://www.jrc.or.jp/contribute/help/2975/index.html 

 

●4・14/4・16熊本大地震の被災者支援を

 

平成28年熊本地震の被災者の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

政府では、被災者支援のための情報提供を行っています。

http://www.kAntei.go.jp/jp/heAdline/sAigAi/kumAmoto_hisAi.html 

 

あわせて、義援金の受け付けを平成31年3月31日まで行っています。

ご協力をお願い致します。

詳細はこちらへ http://www.jrc.or.jp/contribute/help/28/ 

 

●3・11東日本大震災

 

7年目を迎える東日本大震災で被災された皆様への支援制度情報等

http://www.kAntei.go.jp/sAigAi/ 

 

あわせて、義援金の受け付けを平成30年3月31日まで行っています。

ご協力をお願い致します。

詳細はこちらへ 

 

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●自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。2年以上党歴のある方には、自民党総裁選挙での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

●赤池まさあき後援会 募集中

 

 赤池まさあき後援会の会員を募集しています。

詳細はこちらから https://www.akaike.com/support%20club/sc_application%20form_8persons.pdf

 

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●「幻の富士六湖・赤池」

 

私の名字「赤池」の由来は富士山にあります。富士山の北麓、山梨県側には富士五湖があります。ところが6・7年に一度、富士山に大雨が降ると、六番目の湖が出現します。それを「赤池」と呼びます。日頃は枯れており、幻の富士六湖と言われています。平成3年、10年、16年、そして23年に出現しています。その幻の赤池から、山梨大学の教授が酵母菌を採取して、甲州ワインを製造しました。その名も「AKAIKE」です。

さて、次の出現はいつになるやら・・・

「赤池」の映像はこちらへ

https://m-a.amebaownd.com/posts/506459 

 

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●多くの人に知ってもらいたいので、ぜひクリックをお願いいたします。

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