冬空に咲くバラ | 上杉蒼太の鉄道&天体観測日記

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最近めっきり寒くなりましたが、それに合わせるかのように、ようやく夜空にバラの花が咲きました。

NGC2237・2238・2239通称「バラ星雲」を初めて撮影してみました。使用機材はタカハシのFC-76DC(レデューサー使用で焦点距離417mm・F5.5)で、ISO1600で2分露出したものを8枚コンポジットしています。予想以上に大きくて迫力満点でした。少し露出時間が足りないような気がしたのですが、問題ありませんでした。馬頭星雲もそうでしたが、意外と簡単に写りました。

 

この日は長焦点モード(焦点距離954mm・F12.6)でも撮影しています。実はFC―76DCではなく30セット限定のFC―76DC∪を買ったからです(笑)。

対象は前にもVC200Lで撮影した系外銀河のM77です。上に写っているのはNGC1055です。ISO1600で2分露出したものを8枚コンポジットしています。

おおよそ15等級前後の星まで写っていますが、やはり暗いせいか迫力はいまいちでした。もっと明るい系外銀河ならば見栄えのいい写真になりそうですが……。ちなみにベイヤーRGB変換をしたところ酷い色ムラが発生していまい、押さえ込むのに非常に苦労しました。VC200Lやレデューサー使用時には出なかったのですが原因不明です。ISOが高過ぎた……?

 

ところで、検索ワードを確認してみると、最近「FC―76DC」でこのブログに来る方が多いようです。値段も高いので性能が気になるのだと思いますが、何度も繰り返すように私個人は大変満足しています。子供の頃図鑑などで見た写真が簡単に撮れるようになりましたからね。さらに大口径の屈折望遠鏡が欲しくなって困ります。ただ、準フラグシップ級のTSA-120ですら税込み40万円超ではとても手が出ませんが……。