今回は系外銀河の撮影に挑戦してみました。春はなんといっても系外銀河の季節ですからね。
ちなみに露出時間は1~2分でコンポジットはしていませんのでかなり淡いです。
まずはM101・回転花火銀河です。見栄えはいいのですが、予想以上に淡くてデジタル現像には苦労しました。コンポジットさえうまくいけばもう少しまともになると思います。
続いてはM104ソンブレロ銀河です。小さいですが、中央を横切る暗黒帯がくっきりと見えるので思ったより見栄えのいい一枚になりました。
最後にM51子持ち銀河です。この銀河は写してみてあまりの明るさに逆に驚きました。コンポジットなどをしなくてもこの写りの良さですからね。二つの銀河をつなぐ腕の見え方が良くないですが……。
コンポジットできなかったのはパソコンソフトが今使っているカメラのCRWファイルを読み込まないからです。まあ、これはソフトのバージョンアップで解決すると思います。
あと、今回の撮影で使用した望遠鏡はいつものVC200Lですが、レデューサーを使用していないのでF9・焦点距離1800mmで撮影しています。本当はレデューサーもあるのですが、不良品と勘違いして修理に出してしまったので未使用です。ビクセンの修理係さん、ゴメンナサイ。