最近、シーイングの非常にいい日があったので懲りもせずに木星撮影に挑んでみました。
その結果が下記です↓
やっとこのレベルの写真が撮れました。最初と比べると隔世の感があります。機材や使用ソフトは下記の通りです。
望遠鏡:VC200L 赤道儀:SXW赤道儀 CCDカメラ:NexImage5
BORGコンパクト・エクステンダー・メタル+メタル延長筒2個で焦点距離を4.06倍に延長
(F36、焦点距離7308mm)
Registax6でスタック&ウェーブレット処理、フォトショップで各種処理
今回一番役に立ったのがバローレンズの代わりに使用したコンパクト・エクステンダー・メタルと延長筒の組み合わせです。アイピースタイプのCCDカメラと相性が良いらしいと聞いて早速試しみましたが、思った以上でした。当初は3倍または5倍のバローレンズを買うか迷ったのですが、コンパクト・エクステンダー・メタルと延長筒ならば合わせても1万円前後で済むのでお買い得感が半端ではないです。
ちなみにコンパクト・エクステンダー・メタル単体で焦点距離を2.2倍に伸ばすことが可能で、延長筒を追加することによってさらに1.36倍されます。延長も非常に簡単なので、今度は延長筒3個で5.52倍にして撮影してみようかと考えています。
それにしても。BORGのパーツは安価で高性能なものが多いです。実はこの撮影には直進ヘリコイドSも使用しています。非常に精密なピント合わせが可能なので、今回のような撮影には重宝します。
でも、こんなにシーイングのいい日は年に何回あるのやら。