トイレ掃除

笹寿司

白菜漬け

落葉焚き

/ひと年をお世話になってありがとうトイレの神様くすりと笑ふ

/笹寿司や農奉祝し了(お)はんぬる

/畑の芥燃やしてひとり佇みぬ烟のゆくへ定め無きかな

/しらしらと灰に成りゆく浄不浄

/クマンザレ、箕も猪八戒もおつかれさん

来年もまたひとつよろしく

/訪看さんつるりとはばの尻を剥き

「よくなってますよ」と小春日和や

/掘り抜きに鋏を研いで水鏡

/冬麗や金峰山には雲翳し

/木守柿見上げて空に一羽かな

/キッ干しと吃音で云ふ歳の市

/家刀自や白菜干してトンガラシ柿の皮など早よ水上がれ

/皺くちゃの焚火に翳す吾の手に甲府盆地の冷えまさるかな

/午後四時や用無き畑に冬ざるる

/年賀状出して富士には一礼す

(2018,12,24)

「煙臭くなりたる農衣落葉焚き」

「さつま芋を焼く近未来を探す」

「山茶花の散ってふためく親爺かな」

FBは時に便利だ。

過去の昔をアップしてくれる。

師走極月。

ジャム工房。

息子と二人忘年会。

一陽来復。

/南瓜喰って冬至前だといなされて

/一陽や冬至南瓜と云ふことも

/布団干す一陽来復冬至の日

/柚子玉のあごに寄り来るぷかりかな

/冬帽や襟そばだてる禿げ頭

/童らや紅葉の下を何度でも

/靖国や銀杏黄葉の追いかける

/冬麗やクレーンの頸長くして

/スキー積んでまだ十二月半ばかな

/階段におらが息子の膝頭

寡男(やもお)であれば寒むくしあらむ

/部屋前に鍵を探して焦りまくる師走極月おお酔っ払いの

/枯れ枝の腕伐ったるをその始末それの根方にひこばえの生ゆ

/南天の赤い実食べた鳥逃げた

/くつくつと林檎を煮ればほつほつと

やがて林檎はジャムになるらし

/痛み林檎にわかに妻にジャム工房魔法使いの村の奥なる

X'mas そして年越し。

 

倉石智證

淳子ちゃん

旦那さんへ

枯露柿は約2カ月。

かか様は丹精込めたよ。

でも寒さが足んなかったなぁ。

手塩にかけた子供たちをただいま進呈申し上げます。

旦那様のスバラシイ林檎はゲージュツ品。

剪定、花芽、摘果、葉を取ったり、挙句陽に回したりと、

その長きにわたる丹精には及びもつかないけれど、

梯子上ったり下りたり、消毒もだもんね、難儀この上ない作業の連続だ。

包丁を入れる、蜜がにじむ辺りから甘露がこぼれ出る。

一片一片を大切に頂いたよ~。

もう少ししたら寒気も本格的、粉が吹いたのにね。

でもいよいよ年の瀬近く、ちよこれいとも一緒にお送りします。

召し上がってください。

干し柿はぼくにはお湯割りに合います(笑)。

ご家族の皆さまにはとにかく達者で、

そして、佳いお年をお迎えください。

感謝、多謝です !

 

倉石智證