除草機と種蒔きと。

大分涼しくなった。飯メをしないで済む。しばらくぶりで晴れて来たのでやっと除草機の出動となった。長雨で未だぬかるんでいるところもある。カボチャ、西瓜の跡地には苦土石灰を撒いて、ことのほか丁寧に掛け回した。なんと云っても永いこと楽しませてもらったんだ。ありがとねー。来年も頼むねー。しかし、汗びっしょりになった。かーさんからご褒美、缶ビール2本に(笑)。

そしてけふも二日続けてお天気になった。鶏糞を撒いて鍬でうなって畝をつくった。さらに化成肥料を撒いて土を被せ、その上に種を蒔いた。蕪、菠薐草、小松菜、ノラボウナなどである。篩で細かい土のお布団を被せて、最後に如雨露で水を撒いてあげた。よく働いたので夕食にビール2本ゲット(笑)。ピッ栗は中学の同級生北信濃から届いた。仲秋のお月さまもお空に飾ってね。

 

倉石智證

蟷螂の斧

カマキリ、

おまへけっこう獰猛な顔をしていて剽軽だ

いったいおまへの目玉はどこを見ているんだらうね

私を照準に捉えたか

よせよせつまらんゾ

 

けふの一ト仕事を終へて家に這入ろうとして

おまへ間違えたか

わたしの長靴の上に乗っかった

さぞ地球の重大事とでも云はんばかりに得意の身を反らし

 

さうかうしているうちに蒼い光が奔って

大人がアメリカに降り立ったみたいだ

笑ってゐる笑ってゐる

指と指を弾き合って

ようこそいらっしゃい

さあ、会議だ、晩餐会だ

 

ぼくは今からこの梧桐の木を上ろうとしてゐる

蟷螂て云ふぢゃあないか

どっかで会えるといいんだが

美味しいものを食べて

でもさっきから幾度となく秋の蚊が集りに来る

何事にも邪魔っ気だね

追い払ってはまた何度でも

身を反らして地球に立ち上がる

濡れているかのやうな目玉を

何かを見たんかね

あっけらかんと

月が電線に出て来たよ

 

倉石智證

 

秋の長雨。

/けふ咲いて明日をも恃む曼珠沙華

/玄関の右 曼珠沙華三トセ経ち

/長雨や眠気堪えて顎の髯

/秋霖や厠の外の雨んだれ

/住職の噂 施餓鬼の流れけり

▲どうも不慮の病らしい。

/長雨や秋思の続く百姓家

/長雨や角力観るより他はなく

/嘆けとて木にシロヒトリすみちおん

/早々とお礼肥して二礼かな

/収穫や後甲州を残すかな

/甲州は霜の頃だとひとくさり

/秋野菜天ぷらにしてお福分け

/娘から針ノ木岳の写真かな秋の気配を山肌に載せ

/編集長の笑顔さわやかジャンダルム槍様からの永い径のり

「山の編集長」萩原浩司氏

槍ヶ岳からジャンダルム迄の縦走9/23TVで。

/愷愷と冷えて岩稜アルプスの懐かしきかな大キレットはも

“長谷川ピーク”とか“飛騨泣き”とか不思議だね、

手肌の感触が憶えている。

/出し抜かれるのもいいね玉木さんウクライナには15時間だと

/グテレスの嘆き世界の嘆きかな事務総長の今年いっぱい

▲トランプの二期目と重なる。

 

倉石智證