故郷の林檎が届く。
眼に赤く
手に取るとずっしりと
顔に近づけると鼻腔に甘い香が漂ふ
♪わたしは真っ赤な林檎です。
お国は遠い北の国~
寒さ厳しき折林檎はますます艶やかに甘い香を含ませ、
そして百姓の粗れし掌から旅に出ます
リンゴ可愛いや、ほーやれホー
結び結ばれる糸電話
懐かしき幼き時代の声そのまま
「元気かや」と、
みんな今では八十路をまえに、
静寂(しじま)のやうな時の埃が肩に積もる。
信濃路から遠い旅路だ。
うれしく大事に頂くよ。
「ありがとう」「佳いお年をネ」
とTelを納める。
林檎製作者市信さまは84歳。
ご高齢になられてリンゴ園を縮小されるようだ。
いつも丹精込められた林檎、
ありがとうございました。
伴走者淳子ちゃんはわたしの中学生の同期。
うれしいね。
故郷の香、ありがとうございました。
倉石智證













