温暖化とサケ回帰率は | 苫小牧近郊運送屋の釣り

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タイトル長いから変更したよ~^^; (旧 胆振限定仕事の合間にチョイ釣りです)

折角の連休ですが太平洋側は悪天候です、家の用事や家庭サービスで点数稼いで置いてください。



胆振限定仕事の合間にチョイ釣りです
11日午後位まで治まる様子は無いですね



温暖化の影響だと漠然とした話を耳にしますが。

今シーズンのサケ釣りを振り返ると、過去に経験が無いほど岸寄りが悪い年です。沖の定置網にも不漁との話ですので回帰率事態が悪いのか? 単純に回帰が遅い年なのか? シーズン終了まで答えは残して置きます。


(独)水産総合研究センターhttp://salmon.fra.affrc.go.jp/index.html  

さけますセンター研究情報で、各河川の放流数や回帰率を見ていました。


温暖な地域と寒冷な地域ではサケ回帰率にどれ位差があるのか?

単純回帰率とは沿岸来遊数を4年前の放流数で除したものの数値です。

(4年で回帰が平均ですが中には2年~8年で回帰のサケも居るそうです)


さて、20年分のデーターで回帰率をアバウトに計算すると

北海道は      5.0% 前後

東北太平洋側は 2.5% 前後

北陸日本海側は 1.0% 未満


温暖な地域へ行くほど回帰率の減少は顕著ですが、カムチャッカから里帰りの距離も遠い訳ですから、それだけ帰路に捕獲されるリスクが高く単純には答えは出ません。

現に標津付近の各漁協の回帰率は道内平均の何倍も高いそうです。

ですがシロサケ事態寒冷向きの魚種ですから、急な温暖化に対応する能力は今すぐ対応は無理が有ります。


サケが温暖な北海道での産卵では子孫の繁栄は難しいと判断して、ロシアの河川に登り産卵をする事は無いとは思いますが・・・ 

カラフトマスの母川回帰率は結構いい加減で、何処の河川でも上がる様です。



シロサケもその内学習してカムチャッカで産卵ですね




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