折角の連休ですが太平洋側は悪天候です、家の用事や家庭サービスで点数稼いで置いてください。
温暖化の影響だと漠然とした話を耳にしますが。
今シーズンのサケ釣りを振り返ると、過去に経験が無いほど岸寄りが悪い年です。沖の定置網にも不漁との話ですので回帰率事態が悪いのか? 単純に回帰が遅い年なのか? シーズン終了まで答えは残して置きます。
(独)水産総合研究センターhttp://salmon.fra.affrc.go.jp/index.html
さけますセンター研究情報で、各河川の放流数や回帰率を見ていました。
温暖な地域と寒冷な地域ではサケ回帰率にどれ位差があるのか?
単純回帰率とは沿岸来遊数を4年前の放流数で除したものの数値です。
(4年で回帰が平均ですが中には2年~8年で回帰のサケも居るそうです)
さて、20年分のデーターで回帰率をアバウトに計算すると
北海道は 5.0% 前後
東北太平洋側は 2.5% 前後
北陸日本海側は 1.0% 未満
温暖な地域へ行くほど回帰率の減少は顕著ですが、カムチャッカから里帰りの距離も遠い訳ですから、それだけ帰路に捕獲されるリスクが高く単純には答えは出ません。
現に標津付近の各漁協の回帰率は道内平均の何倍も高いそうです。
ですがシロサケ事態寒冷向きの魚種ですから、急な温暖化に対応する能力は今すぐ対応は無理が有ります。
サケが温暖な北海道での産卵では子孫の繁栄は難しいと判断して、ロシアの河川に登り産卵をする事は無いとは思いますが・・・
カラフトマスの母川回帰率は結構いい加減で、何処の河川でも上がる様です。
シロサケもその内学習してカムチャッカで産卵ですね
■□■□■□■□■□