はー、凄い試合だったなー。

手に汗握る接戦!

(いつの試合で?)

昨日の準々決勝、高松工芸対東福岡。

(録画じゃないでしょうか?)

そうですが?

(結果が分かってるのに手に汗握るので?)

結果が分かっていようがいまいがあれだけ接戦だったら手に汗握るでしょう。

 

石川県工対清風も接戦だったけど、それ以上の競り合い。

最後までどちらに転んでおかしくない展開でねー。

驚いたなー。

高松工芸って初めて知ったけど、あんなに強かったのか。

まぁ2ⅿ10㎝の子がいるからこれは文字通りデカいと思うけど。

でもセッターも良かったし他の選手も良かった。

リベロを軸に守備も素晴らしかったし。

 

セッターはちょっと奥山君タイプかも。

あそこまで極端ではないが。

うわはははは!

(いきなり笑うな)

奥山君のプレーを思い出すと笑ってしまうのだ。

あれはお薦めですぜ、皆さん。

 

にしても...

おかしいな。

(誰の顔が?)

顔の話なんぞしとらん。

東福岡の柳北って確か1年の頃からエースでしかも将来を期待されてる大型スパイカーの1人だった筈。

(柳北君の顔がおかしいのか)

...顔から離れんか!

 

柳北のプレーを見たのはこれが初めて。

つまり東福岡の試合を見たのも初めて。

おかしいな...

昨年出てなかったのか?

そんな筈ないよなぁ、あれほどの強豪が。

どういうことだろう?

昨年のは大会後、既に見たのも含めて全部見るつもりが2回戦の途中で中断してる間に映像自体がなくなってしまったが、そのせいだろうか?

全部見たかったのにぃ!

(で、柳北君のプレーは?)

初めて見たけどなかなかでしたな。

でもまぁ明日また見ることになるからその後にするとして。

 

か、かわいいなぁ...

(柳北君が?)

いんや高松工芸の2ⅿ10㎝の子。

牧君というそうだが。

なんというか、見るからに「気は優しくて力持ち」という感じ。

めちゃくちゃ性格よさそう。

しかも見てるだけでなんか癒されるというか、ほんわかしてきて思わずニマニマと頬が緩んでしまうようなかわいさがある。

 

こういうのも初めてだなー。

真剣勝負の接戦を見ている最中も頬が緩んで緩んで。ニマニマ、ニマ~

(↑変態)

誰が変態だ!

 

特大のぬいぐるみみたいなかわいさがあるんだなー。

「かーいーかーいー」となでなでしたくなる。ニマ~

(牧君!変態には気を付けるんだよ!)

変態ではないというに。ニマ~

(十分変態だ)

見てると止まらなくて。ニマニマ

(そんなことより牧君のプレーに関して書け)

それについても全試合見てからにしますよ。

 

ただ今日見た限りだと、東福岡は相当な強敵だなぁ。

(注:カバ太郎は清風を応援してます)

好きなんだよね、あそこのチームカラーとか爽やかな雰囲気とか。

東福岡や高松工芸もいいチームカラーだったが。

いやいや恵庭南や科学大も良かった。

慶應は最悪だったけど。

(...)

 

まだ一部の試合しか見てないから断定はできないが...

今年の清風は上位まで上ってきた他チームと比べて若干守備が弱い気がする。

かなり拾ってはいるんだけど、取りこぼしも少なくない。

前田がセッターだから多少乱されても攻撃はしっかりできてるけど、それだって拾えなきゃ始まらない。

あと1歩も2歩も守備を上げないことには悲願の優勝は今年もお預けということになりかねない。

 

準々決勝の石川県工戦だって、最初からもっと拾えてたらあそこまで競らなかっただろう。

いや石川県工も強かったけども。

ちょっと甘く見てたな。

 

アナウンサーが「あの鎮西を破ってきた石川県工」と何度も何度も言うのを聞いた時には「鎮西はもう強豪ではないのにうぜーよ」とか思ったんだが。

(鎮西って強豪じゃないの?)

熊本県大会の決勝を見て後悔したと書いたじゃないの。

(...)

 

はっきり言って鎮西は自チームが弱くなっただけでなく、ああいう古臭い単純バレーで県内に君臨し続けたことで、熊本全体のレベルを下げてしまったとすらいえると思う。

(...)

罪は深い。

それについてはまた取り上げるとして、今大会は初戦敗退かと思ってたほどだ。

(それはあまりな...)

2戦も勝ったというから驚いたのなんの!

「...」(←鎮西の選手たち)

 

だから「鎮西に勝ったぐらいで何騒いでるんだ」ぐらいにしか思わなかったし、「石川なんかに負けるか!」とか思ってたんだけど。

(何故石川県を目の敵にする)

バレーに関連して「石川」と聞くだけで拒否反応が出てしまうのだ。

(...)

「坊主憎けりゃ袈裟まで」というやつですな。

(いや両者は全くの無関係で...)

 

ところがこの石川県工、守備が相当なものでね。

どっかの石川とは違うなー。

(いやだから元々無関係で...)

今日見た両チームも守備が良かったし。

特に高松工芸。

と見ていくと...

 

やっぱり清風の守備は若干、ほんの若干ではあるが落ちるような...?

取りこぼしがあるようでは優勝はおろか明日の東福岡戦も厳しいよ。

こうなったら何が何でもボールに食いついて行け!

絶対落とすなー!

(...)

 

それにしても前田のトスワークは見応え抜群だなぁ。

おかげさまで今年はセッターが面白い!

奥山のプレーが時に「うわはははは!」と笑っちゃうような面白さなのに対し、前田のは時に「うわっ」と声が出てしまうような驚きがある。

「そこで速攻使うのか?」と。

 

ハイキューで準主人公のセッターに関して時折「速攻をねじ込んでくる」という言い方が出てきたが。

まさにそんな感じ。

あれはマンガを地でいくセッターだ。

といっても漫画と現実は違うから、あまりに無理にねじ込もうとすると、さすがにトスが短くなったり低くなったりでスパイクがネットにかかってしまうというミスも出てくるのだが。

その辺の精度がさらに上がったら、本当にマンガみたいになってしまいそうなほど凄いセッターだなー。

 

しかも「何が何でもオーバーで上げてやるぜ」とばかり、のけ反るような体勢になってもジャンプしての正確なバックトスとか上げてくるから怖い。

怖いが見応えありすぎて。うわはははは!

面白ーい♪

アンダーよりボールコントロールがし易いからというのが理由だろうけど、華のあるセットアップだよなぁ。

ああいうの見たら「セッターやってみたい!」と思う子供たちも増えるだろう。

勿論、アンダーになってしまうこともあるわけだけど。

 

それでも明日は厳しい戦いになるだろう。

太嘉丸殿、凌吾殿、くれぐれも気を引き締めて取り掛かって下され。

(何故突然時代劇調に...)

一条たか丸だの前田りょうごだの、時代劇に出てきそうな名前だと思って。

(↑漢字がめんどくさい)

 

まぁメインアリーナにももう慣れたと思うから、その点では大丈夫かとは思うが。

(と言いますと?)

清風って初戦(2回戦)がサブアリーナで3日目の3回戦からやっとメインナリーナ登場だったのね。

これって前田のトスワークに影響したんではないかと思うのだ。

1,2戦目の最初のうちトスミスっぽいのが多少出てたから。

前田みたいな精緻なセットアップするタイプの場合、空間認識とか照明とかが影響するんだろうなーと。

この辺はハイキュー読んでおいて良かったなー。

でないと、単に「ありー?」となってたと思う。

 

チームとしては、多彩な攻撃力を十分生かすためにも明日は守備に全力を注いで欲しい。

前田が華のあるトスアップになってしまう一因は守備が乱されることが多少あるせいでもあるわけだし。

「...」(←他の選手たち)

いやいや皆さん全員が頑張ってるのは承知しております。

全員一丸となっての清風バレーはいつ見てもドラマティックで清々しい...

だからこそ!

あと一段守備力を上げることができれば...!

 

とはいうものの、守備は一朝一夕にどうなるものでもなく...

うーん...かくなる上は...

とにかく上に上げろ。

足を使ってもいい。

絶対床に落とすな!

何が何でも上げるんだー!

あとは前田が華のあるセットアップでどうにかするー!

「...」(←結局華のあるセットアップを要求される前田君)

 

それにしてもたか丸殿はたくましゅうなられたのぅ。

「やめれ」(←一条君)

昨年はやたら細っこくてひょろひょろしたムードメーカーのブサ君というイメージだったと記憶しているが。

「...」(←一条君)

なんだか随分と精悍なイケメンになっちゃって。

エースで主将になって随分と意識も変わったんだろうな。

 

ところで昨日棄権した東山ですが。

会場から引き上げる際、待機していた場所を自分たちで消毒して行ったとか。

それ読んだら涙出そうになりました。

最後まで大人だったなぁ。

 

昨日試合中相手チームに対する礼をわきまえていると書いたが。

後になって寧ろ自己をコントロールする、という意味があったのではと思い直しました。

試合中気持ちに波を作らないようにしてるのではないかな?

そういう波って少なからずプレーに影響するから。

だから試合中はあんなに淡々としてるのだな。

そして...だから崩れることなくあんなにも強いのか。

 

2日目最初に見たのがその東山の試合でしてね。

今の東山のプレーを見るのはそれが初めてだったわけだけど。

驚いたなぁ!

(京都府決勝は?)

まだ見てない。

(...)

時間がなかったんだってばー。

春高の試合は結局1試合だけだったし、そのうち絶対見るけど。

 

で、何に驚いたかと言いますと...

昨年の超高速立体バレーは化け物セッター中島がいてこそ成立してたと思ったのに、今年もまたそういうチームになってたから。

しかもセッターは昨年ベストリベロ賞をとった荒木。

いくら中学までセッターだったといっても、凄いコンバートだわぁ。

本人はリベロを続けたかったそうだけども。

身長165㎝ではセッターでもこの先は難しいことを思えば、リベロでやっていきたい気持ちはよくわかる。

「チームが勝つためなら」と了承したそうだけども。

しかし1年でここまでにしてくるとは...!

物凄い努力をしたのだろうね。

 

そして相変わらずチーム全員守備がすごい!

殆どボールが落ちない。

そして淡々と凄い高速攻撃を決めていく。

隙がない。

これは強いわ...

とは思ったんだけど...

 

実は昨年のような次元の違いを感じてしまうほどの圧倒的な強さまでは感じなかった。

あの高速バレーに慣れてしまったというのもあるのかもしれないけど。

 

例え棄権しなかったとしても、今年の優勝争いは昨年よりは混とんとしただろうな、とは思います。

 

それではもう1度。

明日も頑張れ爽やか清風!