はーっ、うざかった...
(は?何が?)
昨日清風の初戦を見たんですが。
(は?清風の初戦て1月6日じゃなかった?)
録画です。
清風も応援してるのに、どうにもタイミング悪くて見ることできてませんでしたので。
清風の監督と選手の関係性って見てて一番いいなぁと思うんだ。
何というか、距離感が近くて監督が選手と一緒になって泣いたり笑ったりしてそう。
その一方で締めるところはきっちり締め、誰がコートに出ても「6人で強いチーム」を作り上げようとしてる、という感じがする。
この監督さんはかつて日本代表のセッターだったそうだが。
丁度私がバレーから遠ざかっていた頃現役だったらしく、全然知らなかった。
私が海外にいた頃なのかな?
でも監督が元全日本代表なんて、選手は幸せだね。
チームの雰囲気も校名の通りで何とも爽やかだし。
(爽やかでうざいって変わってますな)
いやうざかったのは相手の安来の方。
「...」(←安来の選手たち)
いやこんなこと書いて悪いとは思うんだけど。
得点後の一々のパフォーマンスがうざくてうざくて。
気勢を上げるためだろうというのはわかるんだが。
もうちょっと自然にできないものかなぁ?
見てて疲れてしまった...
まぁ人にもよると思いますけどね。
私はウサイン・ボルトのパフォーマンスもうざいと思ってたので。
要するに芝居がかったものは嫌い、自然体が好きなんです。
清風の方は相変わらず「おまえら駆け回り過ぎじゃね?体力温存しろよ」と言いたくなる感じでしたが。
(...)
でもその方が自然で、見てるこちらも頬が緩むというか。
そういう駆け回り過ぎのチームは他にも多くあって、バレー特有の楽しさでもあるかと。
でも体力温存も図れや。
(...)
とはいえ「センターコートでリベンジ」の目標は難しいのではと思わざるを得ない。
昨年準優勝の清風は勿論日本一を目指してるわけだけども。
初戦を見る限りはバタついていた1セット目でなく落ち着いていた2セット目を見ても、やはり東山との差は大きいかと。
というより東山の次元が違い過ぎる。
あれ本当に高校生のプレーに見えない。
あの流麗なまでの見事過ぎる連携。
はーっ、かっけーよなぁ...
ほれぼれするほどかっけー...
(あのな...)
なんでしょう?
(何なの?この間からすげーだのかっけーだの)
何なのって?
(もうちょっと言い方があるでしょうが)
あのですね。
(なんでしょう?)
このところ私は高校男子バレーを見てるんですよ。
(そうですが?)
そしたら男子高校生みたいな言葉を使いたくなるというものでしょうが。
(そういうものでしょうか?)
そういうものです。
(↑感化されやすいサル)
まぁ高橋藍あたりはそういう言葉遣いはしないのかもなぁという気もしますが。
(そうなの?)
知らんけど。
なんかすごく大人びていて品もよさげだから。
(ああ、顔もおっさん風だし)
大人びていると言え、失礼な。
(おっさんと言ったのは誰だ)
えーと...コンタクトしてないまま見てたのでおっさんに見えたが、よく見ると大変整った顔立ちでした。
あまりに大人びていたのでおっさんに見えてしまったらしい。
あれもしかしてハーフかな?
なんかそれっぽい顔だ。
名前も横文字でも通用するようにと考えて付けられた感じがするし。
しかしかっけーなぁ。
(高橋が?)
高橋のプレーももちろんだが、東山のチームプレーがかっこよすぎ!
セッター中島を軸とした縦横無尽の連携プレー。
凄いセッターだな、あれ。
はっきりって現代表の代わりに東京五輪にこのチームを出してみたいと思ってしまうほど。
「レベルが違うわい」(←現代表)
そんなことわかってるわい。
でも本当にそんな風に思ってしまうくらい東山のバレーはあまりに美しく、高校生の中では圧倒的だ。
例えば...
(例えば?)
同じく高速コンビバレーと言われる昨夏のインハイ覇者松本国際の試合をその後に見たら、大変不細工に見えてしまった。
(...東山の高橋君が整ってるからってそれはあんまりな言い方だぞ)
顔の話なんぞしとらん!
確かに全員坊主頭に鉢巻というのはバカっぽく見えて不細工にも見えてしまうから、それはやめた方がいいと個人的には思うが。
「...」(←松本国際の選手たち)
試合運びがね、やっぱりなんというか...東山のはもうただただかっけー。
かっけー過ぎる!
(↑男子高校生の言葉遣いを真似しようにも年代の差から無理があり、ワケわからなくなっている)
そして昨日見た清風もコンビバレーを身上としているが、東山のプレーに慣れてしまうとこれまた不細工に見える。
(鉢巻してるからじゃないの?)
坊主頭で統一してるわけじゃないから別にそれで不細工に見えるということはない。
鉢巻してない方がいいとは思うけどね。
あんなに激しく動き回るのにずり落ちてこないようにびしっと縛り付けているということは、頭への血の巡りが悪くなるよ?
続けてたら本当にバカになっちゃうよ?
(...)
決勝は...この清風と東山ということに...なるのかな?
準決勝で東山と当たる松本国際は決勝にはまず上がれないだろうし。
「やってみなければわからない!」(←松本国際の選手たち)
それはそうだけどもさー。
でもってお宅の柳田君の跳躍は素晴らしすぎて溜息が出るほどだけどもさー。
東山は全員の連携プレーが溜息出るほどなんだってばー。
とはいえ柳田のあの跳躍は素晴らしい!
まるで芸術品を見るかのよう。
それについてもまた書きたいのだが。
問題は...それをもってしてもチーム全体のコンビプレーが東山の後では不細工に見えてしまうという事実...
(...)
そこまで東山は違う!
本当は決勝は東山対東北で見たかったのだけども。
(ほー、鎮西でなく)
あのブサイクな単純バレーで決勝まで行こうと思ってたとしたら、その方が図々しいでしょう。
(おまえ前回書いてた事は...)
あれは水町&鎮西の選手応援歌。
それとやってるバレーの質は別問題。
鎮西バレーが不細工なのは伝統的なチーム体制の問題だからして。
一緒くたにしてはいけません。
選手はむしろ犠牲者と言っていい、かわいそうに。
松本国際や清風ですら不細工に見えてしまうのだから、コンビバレーができていない鎮西のバレーが不細工に見えるのなど当たり前なのだ、私の場合はだけど。
その中で水町はコンビバレーに匹敵するようなプレーを1人でやろうとしていたフシがある。
意識的か無意識的かは知らんけど。
いや君、それは無理だよ、いくら何でも。
と思う一方で、そういう試行錯誤をしてきたことがこの先役立つだろうなぁとも思うのだ。
なのに...
早まるな、水町!
早まるなー!!!!!
(どうしたんだ、いきなり)
水町が...セ、セセセセッター転向を考えているとか。
ちょっと待てー!!!
確かに君は小さい。
あと10cmあったらとは思う。
だがまだ10代。
まだ伸びるかもしれないじゃないか!
大塚を見よ。
大学生になってもまだしつこく伸びている。
「しつこくとはどういう意味だ」(←大塚君)
いやだって高校で既に193cmあったから止まってるのかと思ったらまた伸びたというから。嬉しいけど。
その大塚と君は最高到達点では同じ340cm。
そしてこの数字は大学でもトップクラス。
つまり高さが足らないわけでは決してない!
その高さでアタッカーを諦めるというのなら、現代表の柳田はどうなる!
「なんか言ったか?」(←柳田君)
いえ...
身長では低くても、最高到達点ではあれより15cmも高いんだぞ、君は!
まぁ最高到達点325cmでよく代表やってられるなーと感心もするが。
「なんか言ったか?」(←柳田君)
いえ...
でも身長(186cm)を考慮に入れても代表としては低すぎない?
325cmなら超えてる高校生は相当数いると思うよ。
まぁその分上手いんだろうけど。
昨年春高時の水町の最高到達点は333cm。
わー、東京タワーみたいだなー。
(...)
その時点で入学時から8cm伸びてたとか。
身長はほとんど変わってないのに。
そして更に今340cm。
つまり15cmも伸ばしたことになる。
あの身長でそこまでにするのにどれほどの努力を...うっ...
水町君、君が元々持ってたあの美しい跳躍。
今大会ではあまり見ることできなかったけど、それはあまりに余裕のない、いっぱいいっぱいの状態でばかり戦ってきたから。
それでも!そんな状態でも!高い時は凄く高かったし、あの速いスイングは健在だった。
あの縦横無尽な動きも。
君にしかできないプレーが山ほどある!
それを...
早まらないでくれー!!
今君は疲れているのだ。
疲弊しきったまま考えないでくれー!
とにかくゆっくり休んでそれから出直して欲しい。
あの美しい跳躍、類まれな動き、西田をも凌ぐほどの超高速スイング...
それを...見たいんだー!
頼むからもう1度ー!!!ふぎゃー!!!
ところでその水町に憧れて鎮西に入った山崎君。
チームとしてのプレーはともかく、その甲斐あったのだなーと思わされるプレーを一昨日見た。
東北戦でだったかな?それとも駿台戦でだったか...
中に切れ込んでのスパイクの時の動きが水町そっくり!だった。
本当に少しでも近付こうと日々観察して吸収しようとしてきたのだろうなー。
なんかそれ見たら胸がいっぱいになった。
今年も鎮西は無冠で終わるだろうと思いながら見てたから、それでもこうして水町の足跡が残っていくんだなーと。
本当に偉大なエースだった...おーいおいおい...
ただ...
チームとしての鎮西は、思考停止に陥ってないだろうか?
と疑問を持たざるを得ない。
チームとしての総合力は前回より高かったと思う。
水町や荒尾の状態も多分前回よりはましだった。
ついでに戦い方も前回よりはずっとましだった、あれでも。
(...)
でも前回ベスト4まで行けたのに、今回はベスト8止まり。
それが何を意味してるかといえば...
コンビバレーの浸透だろう。
今やコンビバレーなしでは高校バレーでも勝てない。
福ちゃんの時代、まだ強くなかった洛南が春高まで行けたのは、まだエースで勝てる時代だったからでもあるだろう。
しかも当時の福ちゃんは見たとこ水町ほどのエースではなかった。
それでも春高で勝てた。
しかしそれよりずっと後の世代の西田は結局春高には出られなかった。
この時点でもうエース1人で勝てる時代でなかったことを象徴している。
そして更に更に高校バレーは進化。
実際今回出揃った4強を見ても、鎮西が割って入る隙はなかったというのが率直な印象だ。
寧ろよくここまで戦ったと驚いている。
正直東北に勝ったのも驚きだった。
平均身長が高く、ブロックが強い上にコンビバレーもしっかりできる東北に。うっ...
(う?)
これなら勝てはしないものの、東山にも善戦はできるのではと...思っていた東北に...ううっ...
(うう?)
佐藤隆哉ー!君の涙も見たくなかったんだー!!!おーいおいおい...
(よく佐藤君の漢字が書けたな)
今調べた。
(...)
そんなことはどうでもいい!
まさかあの両チームがこんなに早く対戦するとは...
両方勝たせたかったー!!!おーいおいおい...
で、思考停止の話。
(...どうしてこうすぐ切り替わるんだろう?)
急いでますので。
鎮西は前回の春高でコンビバレーを駆使する清風に負けた。
その後インハイでやはりコンビバレーの東山に、そして知らなかったが国体でもやはりこの東山に負けたという。
あれだけのエースとリベロを揃えていてそれでもこれだけ負け続けて...
コンビバレーの強さも嫌というほど目の当たりにしてきた筈なのに...
もうエースだけでは勝てない時代だと気が付かなかったのだろうか...?
エースだけで勝とうとすればそのエースを潰してしまいかねないと...いい加減気付いて欲しい!
2度とこんな心配しないで済むように!
...はっ...まさか...
まさか...
水町は...もうアタッカーとしては潰れてしまったということ...なのか...?
もう跳べないと...?
だからセッターに転向を?
......
つ、疲れているだけだ!
疲れすぎてるんだ!
徹底的にケアして休んで、徹底的に回復してから...
それから考えて欲しい!
今は何も考えずに休んで欲しい!!!
どうか...どうか...あのプレーをもう一度...!!!
お願いだー!!!おーいおいおい...
一昨日の君の涙より泣けてくるー!!!おーいおいおい...
今はとにかく最善のケアを...ケアをー!!!!!!