ふぇ、ふぇ、ふぇぇぇぇーん!

ふぇぇーん、ふぇぇーん、恐いよぅ!ふぇーん...

(自分の顔でも見たか)

...最近見とらんわ!

(ええ?!鏡も見ないの?)

恐くて見られないのだ。

(ああ、鏡も見られないほど酷い顔に...)

なっとらん!

...と...言えるのだろうか?

このままいくといずれは...ふ、ふぇぇぇーん!

恐いよ恐いよ恐いよぅぅぅ!!!

(落ち着いて話せ)

は、はい...ひっく、えぐっえぐっえぐっ...

(ああ、卵が食べたいと)

...そういえば最近食べてないな。

後で買って来よう。あはははは!...エッグじゃない!

(...)

 

昨夜寝る前に超音波美顔器で手をマッサージしてましたらば...

(まだやってたのか)

少しでも良くなってくれればと、一縷の望みをかけて毎日やっております。

カイロはどうした)

今お休み中。

(何で?)

それはまた後にするとして。

まぁ端的に言ってしまえば体力的・経済的に続けるのが難しいということなのだが。

 

うっ...貧乏人は...貧乏人は...治療も続けられないのが今の日本...カリカリ

(カリカリ?)

床を爪でかいてるの。

いじましい感じが出てるでしょ?

(...君んち床がむき出しになってる部分てないんでなかった?)

そう言われれば...

(...)

全くないわけではないが、ほぼ全面カーペット敷き詰めてある。

 

あ、寒さ対策に慣れてない地方の皆さん、この前書きませんでしたが、床の断熱シートは必需品ですよ。

これは東京でも売ってたから、言わずもがなで書きませんでしたけど。

その上にホットカーペットなぞ敷けばそちら程度の寒さには十分でしょう。

(いや十分というほどでは...)

ああ、そうか。造りがしょうもないから外が0℃なら屋内も0℃か。

気の毒に。ほほほほほ

(...それで何が恐いって?)

そ、そうでした。高笑いしてる場合ではなかった。

 

昨夜マッサージする時よく見てみたらば...

ふ、ふぇぇぇーん!あの異常な皺が手首を越えて腕にまで侵入を始めていることに気が付いた。

あの...額に出始めたのと同じ気味の悪い細かーい皺!

(気味のいい皺ってあるんでしょうか?)

それもそうだ。

...なんてこと言ったら、怒る人もいるぞ!

 

どこかの外国女優がかつて「私のシワは私が苦労して手に入れたものである」とか何とか言ったそうだが。

そんなに皺が欲しい人はそれでいい。

(いや欲しいわけでは...)

いやだから冗談こいてる場合じゃなくて!

 

通常の皺とは明らかに異なる異常に細かい強皮症特有(?)の皺が手首から侵入始めてるんだよー!

こんなもん欲しけりゃいくらでもやるぞ!

(...)

 

特に右が酷い。

そういえば...

顔でも右側の方が痺れが酷くて恐くて恐くてたまらないのだが...

顔も右側から...こんな風になっていくのか...?

最近では起きて顔を縦にしている時でも痺れが増しているが。

こ...こ...

(エッグの次はコケコッコ?)

恐いよ、恐いよ、恐いよー!!!

なのにあの医者はぁ!

 

ここで時計の針を昨年8月まで戻しましょう。

(急に変わらないでくれる?)

経緯を遡るということじゃ!

膝にやはり同じような細かーい皺が表れて大騒ぎをしたことがある。

(そういえば...)

 

勿論、即刻病院の予約を取った。

といっても、1週間は待たされたわけだが。

ただその間に両膝とも薄ーい半透明のかさぶたみたいになって、その1番上の固まった部分ははがれてしまった。

それで思い出したのだが、その皺が表れるしばらく前、ボランティアしてた時に床に膝をついていたことがあった。

それできっと両膝とも擦りむいたのだ。

(...つまり何か?膝擦りむいた程度で膠原病の予約を入れたと?)

単なる擦り傷なら勿論申し訳ないが。

問題は薄いかさぶたがはがれた後!

通常なら新しいきれいな皮膚が顔を出すわけだが。

やっぱり細かーい皺ができたままだったのだ。うわぁぁぁぁぁ!

 

そもそもあんなちょっと膝ついてただけで擦りむくのもおかしい。

あまりに柔すぎる。

他の人もなったとは到底思えない。

(君、人一倍皮膚が薄いんだろう?)

ああ、そうか。

それなら他の人の皮膚は亀の甲羅並。

「...」(←他の人達)

え?ちょっと待て。

 

ということは、カメの甲羅は...あの堅ーい皮膚は...実は強皮症によるものではないのか?

「これ皮膚じゃないんだけど」(←カメさん)

そうだよなぁ。

堅いは堅いが繊維化による細かーい皺はなくて、立派な格子模様だものなぁ。

...いやだから今は亀の甲羅の話なんぞしてる場合ではなくて!

 

「膝に症状が出始めたみたいなんです!」

「え?膝?」

「はい!細かーいシワシワが縦長に並んで...」(←膝を突き出す)

あ、皺自体は横向きね。

それが縦に細長く連なってるの。

「...どこに?」

「ここです」

「どこ?」

「だからここですってば」

「...ここに皺があったの?」

「...あったも何も今もあるんですってば!」ほれほれ

「...わからないなぁ」

えーい、ならばこっちだ!

「肘にもこういうシワシワが...」(←肘を突き出す)

「...どこ?」

「だからここですってば!」(←指さす)

「うーん...」

えーい、やっぱり膝の方が重症だ。

「ほら、よく見て下さい!」

「皺ねぇ...」

 

...肉眼で見えないような爪の毛細血管を見分けられるくせにこの皺が見えないとはどうなんっとんじゃー?

(それは特殊眼鏡を使ったから)

ということは...肉眼の時のおまえの目は...節穴か?こらー!

(こら、先生に向かって)

 

「まぁでも強皮症の症状って、突発的にそんな中途半端な個所からは出ない筈だから。端から順にだよ、手や足の指先とか」

「でも私の場合手も指の腹からですよ。指先の方はまだで...」(←今度は手を突き出す)

 

そう、私の場合、既にこの時堅くなり始めていたのは指先でなく指の付け根。

つまり指の腹部分なのだ。

(本人がタヌキ腹だとそうなるんじゃない?)

そんなわけあるか!

親指を除く4本指はほぼ3等分するように、内側2個所に横筋が入っている。

この3カ所中最も掌に近い方から1,2,3とすると、1が既に相当堅くなっていて、2の部分も縦筋が一杯になり、これから堅くなりそうな気配。

というか、小指などはもう堅くなり始めている。

のだが...

 

「うーん...普通は外側からなるんだけどねぇ...まだそんなに症状出てないねー」

「というか、外側の方はまだ何とも...」

「でもちょっと光ってきてるから」

「え...?」

...おお!!!そういえば...

指の腹が堅くなったことにばかり気を取られて見落としていたが...

た、確かに光っている!うあぁぁぁぁぁぁ!

「でもまだ全然だね。柔らかいし」

...光ってるだけで十分じゃ!

しかもよく見ればこっちも既にシワシワじゃないか!。ふぇーん...

 

とショックを受けているというのに、全然平気のお医者さん、内側も見て「こっちもまだまだ柔らかいね。つまめるから」。

「十分堅いと思うんですが?ほら、こことか」

「症状がもっと進んだらこんなもんじゃないよ。もっとガチガチになってつまめたもんじゃない」

ふぇーん、そうはなりたくないんだよぅ~。ふぇふぇふぇ...

 

ということで、結局膝のシワシワも肘のシワシワも相手にされず...

「どうせ年明けたら検査だから」とあっさり診察終了。

 

で、検査に行ってきたわけよ、先月。

今度は血液検査と尿検査。

(どうだったので?)

今のところ異常なし。ほっ

はいいけどさ。

 

「顔にまで症状が出てきたみたいなんです!」

「え?」

「ほら!細かいシワシワが一杯!」(←前髪を上げて額を突き出す)

「どこに?」

「だからここですってば!」

(何度同じ問答を繰り返すんだろう?)

いっぺんに書いてるからそう思うかもしれないが、間に半年近く経ってるのだ。

(...)

 

「別にそうは見えないけど...」

えーい、やっぱりおまえの肉眼は節穴か!

(こらってば!)

「全然堅くなってないし」

「でもこんな皺はなかったんです!」

「...」

「もっと間隔の広い皺のようなものは多少前からありました。でもこんな細かいシワシワは一切なかったんです!」

(あれ~?君皺なしだったんじゃないの?)

えーと、前髪で隠れてる額に関しては、昔からずっとほったらかしで化粧水すらちゃんとは付けてなかったんで、実は結構前から多少のシワはあったんです。

どうせ見えないからいいや、と。

(じゃ、強皮症の皺も額だけならいいんじゃないの?)

そうとも、そこで止まるならまだいい。

まだ我慢できる!

だがこんな異常な皺が更に下まで広がってきたら...ぞぞぞぞっ

正にぞっとするような、異常な感じの皺なのだ、これが。

普通の感じの皺ではない。

なのに、だ...

 

「強皮症の症状ははじっこから出てくるものだから。手とか足の指先とかからだよ。いきなり顔はあり得ない」

でも私の場合手だって指先じゃなくて指の腹からですってばー!

(本人がひねくれてると症状までひねくれるのだな)

...

 

ところが先生は初診の時より明らかに楽観的になっている。

「皮膚の方もまだ柔らかいままだし、殆ど進行してないみたいだね」

堅くなってますってばー!

小指では既に1を越えて2にまで。

「内臓にも今のところ全然溜まってないし」

溜まるような深刻な事態になってからでは遅いんだってば-!

その頃には顔だって台無しにー!!

 

「この分だと、限局性で済むかもね。そうなれば、進行も止まるかも」

...おい...以前は進行が止まるケースは殆どないとか...抜かしてたなかったか?

つまりこれは...当時の方が全身性を疑っていたということ?

 

「結局のところ、全身性じゃないんですか?」

「疑い、ということだよ」

「全身マッサージをずっと続けてるんです。それでリンパに流すようにしてるから、進行が遅れてるのでは...?」

「強皮症は免疫疾患だから、マッサージでコラーゲンの過剰生成は止められないよ」

...わかっとらんな。

「勿論、止めることはできません。でもそれで過剰に生成されたコラーゲンをマッサージで流して排出するようにしてるのが効果を出してるのではないでしょうか?」

「その辺のことはよくわからないが...」

 

あのさー、確かにオイルリンパマッサージは医療行為ではないけど、「もしかしたらそれが現段階では止めるのことのできない強皮症への対策として、効果的なのかも」とか、この際臨床する気にはならんのか?

 

実際、原因不明で過剰生成を止められないのなら、せっせと排出するのが最善の策じゃないか。

と思うのだ、真面目な話。

いくら過剰生産されてもそれを排出していけば...

悪玉コラーゲンも悪さをする前に出て行くということで。

 

もっと頻繁にマッサージに行けば進行をほぼ止めることもできないだろうか?

幾らなんでもそこまで行くことはできないが。

(何で?)

金がかかってしょうがない。

うっ...貧乏人は...貧乏人は...病気の進行も阻止できないのが今の日本...ううう...

 

今だって行く間隔がどんどん詰まってきているのだ。

最初にエステサロンと契約した時は、月1で通えば何とかなるだろうと考えていた。

それがやがて3週間もたせるのがやっとになり、顔のマッサージもしないことには耐え難くなり、今は両方とも2週間以上持たせるのもきつくなってきている。

(堅くなってないのに?)

痺れだよ、うさぎさん。

マッサージ行かないまま日が経ってくると、手も顔も、そして足もどんどん痺れてきて眠れないほどになる。

 

マッサージにばかり頼っていてはカネがかかり過ぎるから、炭酸風呂にもできるだけ通うようにしているが。

公共の風呂で顔を湯に付けるわけにはいかんしなぁ。

そのせいか、最近は顔の方が痺れるような...?

ふぇーん、やっぱり恐いよぅ!

 

何にせよマッサージと風呂行に時間もカネもかかり過ぎるから、カイロまでは到底通えない。

マッサージだって本当はもっと通わないと、最近はいつもいつも痺れたままなのに...うっ

 

貧乏人は...貧乏人は...

健康な生活を送ることも許されないのが今の日本...カリカリ

(だから床はカーペット敷き詰めてあるんだろうが)

あ、そうか。なら...もふもふ(←カーペットを撫でている)

もふもふもふ...パカッパカッパカッ、王子様ー!

(...初めて読む人には絶対ついてこれない展開するな)

はっ、すみません、ついもふパカを思い出しまして。

(本当に深刻なのか?)

これ以上はないほど深刻ですとも!

 

でもあれだなぁ...

次に王子様が来る頃にはもう私と分からないほど顔が変わってるのかもしれないなぁ。うっ...

(注:王子様(=指揮者アルミンク)は一応カバ太郎の顔を知っています

多分ね。それが...

本当に妖怪になってしまうのかも...ううう...

 

やっぱり頑張ってマッサージ通おう!

今行ってるところは施術の割には安いのだし。

(今行ってるところって?)

あ、エステの方はめでたく解約しまして。

(ええ?!)

 

ああいうのってエステでしかやらないのかと思ったら、リラクゼーションサロンでもあちこちでやってるんですな。

全然知らんかった。

そちらの方が安いし、都度払いだから一度に大量契約させられて大金請求されることもないし、クーポン券とかも使えるし。

とにかくこれから多分一生通わないとならないわけだから、できるだけ安くあげませんと。

 

ということで、計算の結果、違約金払ってでもリラクゼーションサロンに変えた方が安く済む、とわかりまして。

解約して残金を返してもらいました。

実はその過程で一端詐欺に遭ったんだけどね。

(ええ?!)

取り返したからいいけど。

これだからエステは信用できねぇ!

本当にガンだな、エステサロンというのは。

そのお話はまたいずれ。

 

あ、それとお医者さんが全身性と言わないもう一つの理由が多分難病認定されると援助金かなんかの手続きがあるからだと思いますよ。

だってこの異常な皺が見えない筈ないもの。

 

今行ってるサロンでは病気のことも話してあるのだが、フェイシャルやる時「お肌きれいですねー」と言われて「でも、額には症状が出てきてるでしょう?」と言ったら、「そういえば...」と。

リラクゼーションサロンの施術室というのは照明を落としてあってかなり暗い。

それでも医療の専門家でないセラピストでも見分けがつくぐらい、額の部分だけ違うのだ。

それを...見えねぇとは言わせねぇ、先生。

(医者に凄むなって)

 

ただ、まだ医療的な治療は一切してないのが現状。

つまり難病指定して面倒な手続きする必要性がない。

指定するのは高くつく治療費を補助する為だから。

マッサージ代は高くついてるけど。

だから...治療が始まるまでは認めないということではないのかな?

 

でもカバさん、この治療は絶対に始めたくない。

だって、原因がわからないのに治療って、結局痛みが出てきたらそれを緩和する為のステロイドとか、免疫を抑える為の投薬とか...

 

強皮症自体の原因がわからないから、それ抑える為に免疫力全てを低下させるって...凄い無謀というか...

副作用だって凄くありそうでしょ?

「感染症に弱くなるとか」(←医者)

ひぇぇぇぇぇ!嫌じゃー!!

「でも手首越えて症状が出なければ限局性で済むから」

と言われていたのが...

 

遂に...遂にー!ふぇぇぇぇーん...

いやそれより前から額にも出ていたのだし。

(どうしてそうあちこちに出るんだ。強皮症の原則に反してるぞ)

知らんわい!

 

でも徹底的に戦う!

マッサージと炭酸風呂行くしかないけど、それで効果があると信じて!

でもやっぱり恐いよぅぅぅぅ!ふぇぇぇぇーん!!