くまさんブランケット買って来たー♪
(くまさん...ブランケット...?)
くまさん印のブランケットです。
「...」(←ついていけない読者の皆さん)
よく行くスーパーでシールを集めると○○の製品が格安で買える、というのをやってましてね。
それでドイツの有名メーカーの包丁と砥ぎ器を買ったこともあります。
(その包丁を持って交番へ乗り込んだこともあります)
ちゃんと梱包してあった!
今はホワイトテディベアシリーズをやっておりまして。
大人の魅力あふれるカバ太郎としてはそういうものには興味なかったので、ずっとシールも「要りません」と断ってたんですが。
ぬいぐるみ買うとしたらペンギンの赤ちゃんと決めているので。
(どこが大人の魅力だ...)
ところがある時カタログ見たら「おお!」。
ブランケットもあったんです。
絶対欲しいとそれからせっせとシール集めました。
時折シールおまけしてくれる優しいおじさんもいまして。
わーい、おじさんありがとう!
ということで何とか冬前に間に合いました。わーい♪
(大人の魅力はどうした)
フッこれにはワケがあるのだよ。
このブランケット、くまさん顔のフード付きなのだ。
(いい歳こいてそういうもの被りたがる奴って...)
だからワケがあるとゆーとろーが。
北海道の冬は寒い。
それでも気密性の高い建物の造りとあったか布団で温かく眠れるが...
真冬はこれに帽子が必要になる。
フード付きのあったかパジャマが一組あるが、もう一組やフワモコ最強ガウンには付いていない。
だから代わりに風呂用ターバンを緩く被って寝ていたわけだが...
このくまさんブランケットならそんなもんなしでも頭もあったかくして眠れる。
(頭というのは冷やした方がいいと思うんですが)
限度がある!
外が冷凍庫以下の日に帽子なしで寝てみろというのだ。
そして今冬からはこれにお面が加わることになった。
(お面?)
要するにコラーゲンが悪さをしてるわけだろう?
(急に話変えないでくれない?)
続いてるじゃないか。
(...)
しっかり昨日の続きにもなってる。
ああ、手が込んでるなぁ。
(シワはどうした)
だからその対策でもある!
寝てると顔が痺れて寝られないほどになるのは、顔に流れ込んできた過剰コラーゲンがそこで冷えて固まっていくからではないかと思うのだ。
コラーゲンというのは要するにゼラチンの素だろう?
いやどっちが素なのかよく知らないけど。
(...)
ゼリーを思い浮かべるとわかるように、ゼラチンというのは冷やすと固まる。
また、始末の悪いことにコラーゲンには脂質も相当含まれているという。
こちらは豚肉の脂身を思い浮かべてもらうと分かり易い。
常温でさえ固まったままだろう?
(ふむふむ、君の顔は豚肉と同じだと)
悪玉コラーゲンの話をしている!
(悪玉?)
過剰生成されるようなコラーゲンは悪玉といっていいと思うのだ。
いいコラーゲンは肌や関節に良い作用をもたらすのに、過剰生成された分は皮膚を固めていく。ぐぐぐ...許せねー!
それも細かい不可逆性のシワと共に!
それが顔でこのまま進行していったら...ぞわぞわぞわ...ぞわーん...
わーん!やっぱり恐いよぅ!!!
これが元から肌の汚い人ならまだいい!
(こら)
だが私の場合は...
何処へ行っても誰に会っても「肌がきれい!」と感嘆されるほど肌とウェストのくびれだけは自慢だったこの私が...
(...何故そこでウェストまで言及する)
数少ない自慢のタネでしたので。
(...)
それが...数少ない自慢の一つが...一つ...がぁぁぁぁぁ!
(自分で努力して得たわけでもないものを自慢するな)
確かにウェストはそうだ。
だが肌質は元から恵まれていたとはいえ、それを維持すべく努力を払ってきた!
(どんな?)
できる限り化粧をせず栄養管理に気を付けた。
(...栄養はともかく化粧しないのは単なるモノグサじゃないか)
おかげで栄養は行き届き過ぎるくらい行き届いている。
(↑栄養が行き届き過ぎたブタ)
なのにー!!
(強皮症になる前から随分と老け込んではきてましたが)
それでもいつまで経っても「肌がきれい」と言われるから本人も不思議でしょうがなかったのだが。
(本人も不思議がってて自慢するな)
だからしたことないが!
例えばカラスの足跡というものがある。
(は?)
大抵の女性は30代辺りからできはじめるらしい。
タレントなどはそこに何とか液を注入して消しているのだとか。
そういうのは別にして、一定以上の年齢でこれがない人というのはまずいない。
だからいずれは私も、とは覚悟してたのに、いくつになっても私の所にはカラスさんがやって来ない。
(バルコニーには来てたこともありますが?)
おお、そういえば、そんなことが。
早朝、いい気持ちで寝てたらすぐそばで「カァ、カァ」と。
あまりに近いししつこいので窓開けてみたらばだ。
...こらー!人んちのバルコニーの手すりを止まり木代わりにするな!
まぁ窓開けるのと同時に飛び立って行ったが。
頭に来た。頭に来たぞ、くそったれー!
丁度前夜セイコーマートの豚丼を食べたばかりでそれに付いてた唐辛子をまだ捨ててなかったのでそれをバルコニーに撒いたら2度と来なくなったが。
(...)
カラスは辛いものが苦手なんですよ。
だからどこかの企業が辛味成分を練り込んだゴミ袋というものを開発したともう随分昔に新聞で読んだ覚えがあるが。
どうして普及してないんだろう?
網なんかより一発なのに。
(あのー、それでお肌のお話は...)
はっ、そうでした...
つまりそこまで肌質に恵まれていたのだ!
(言うのは勝手ですから)
例えばだ!
(は?)
昨日フェイシャルマッサージを受けてた。
(またそういう贅沢を...)
どこが贅沢だ!夜眠れないほどの痺れにさいなまれているというのに!
(前回から2週間経ってないだろうが)
それが殆ど効果なかったから別のところ探して行って来たんじゃ!
(効果は?)
今度の方がいいみたいだ。
自分でも夜お面で気を付けてるし。
(...)
そしてその施術にはいる時、「まずお化粧を落としますね」と言われ...
「...え?」(←虚を突かれて驚くカバ太郎)
「...お化粧...してないんですが?」
「...え?」と今度は担当の人が驚き、「お肌きれいですねー!」と。
年齢言ったらもっと驚いたと思うのだが。
どうだ、この実力!
(額には?)
...くくく...悪玉コラーゲンによる光る皺が...
またまだそれができていなかったと思われる頃。
全身マッサージに行ったら部屋に入った途端、「うわ!お肌きれい!光ってる!」
「...」
その言葉は...禁句...なんだよ~。
(↑強皮症になって以来「光る」という言葉に敏感になっている)
「それってテカってるということですか?」
「違います!毛穴がないということなんです」
「ありますよ」
なきゃ皮膚呼吸できんだろうが。
(...)
「そうでなくて...毛穴が開いていたら、光が当たった時影ができてもっと暗くなるんです。それが全然毛穴がないから全部光を反射して光ってるんです」
という位肌質に恵まれていた筈なのにだ!
この先例え毛穴が開いても光るようになってしまうのだ。
(まるでスターじゃないか)
フッ...そうかな...?
...じゃなくてー!!!
耐えられるかー!!!
あああ、こんなことなら一番深刻な全身性強皮症になった方がいい。
(はぁ?)
どうせ顔にまで症状が出るのなら!
一番深刻なのになって死んでしまった方がいいというのだ-!!!
(極端だなぁ)
だがそうはならないのなら、できる限り!進行を食い止めるしかない!
だから!お面を被って寝ることにしたのだ。
(...)
要するに寝ている時顔を冷やさないようにすればいいわけよ。
さすれば流れ込んできた悪玉コラーゲンもそこで固まらずに流動してるだけになる。
それだって気持ち悪いからできる限りリンパマッサージで流してもらう必要があるが、少なくともそこで冷やし固められてシワシワの固まりになるよりはいい。
ということで、最初はマスクをして寝ました。
(それがお面で?)
ないんだから代用するしかないだろうが。
顔が小さい方なので、大人用ならお得用の大箱入りでも広げればほぼ顔全体を網羅できるのだ。
お蔭でよく眠れた。
だがこの「ほぼ」というのが問題。
以前膝にシワシワができてしまった時に気付いたのだが、要するに摩擦があるとこの悪玉コラーゲンが押し寄せてきてシワシワを作るらしいのだ。
おまけにマスクをして寝ると乾燥する。
これも良くない。
ビニールに呼吸用の穴だけあけてお面を作ろうかとも思ったが。
穴をあけるとはいえ下手をすると寝てる間に窒息しかねない。
(...)
なので昨日ガーゼを買ってきまして。
顔が耳まで全部覆える大きさで切りまして。
横半分に折って左右端っこの方に折り目から切り込みを入れまして。
それを広げて切り込みを耳にかけて寝ました。
(死人みたいだな)
そんなこと言ってられるか。
1枚だと薄すぎるかな?と思いましたが自分の体温もあって、途中から十分温かくなりました。
もっと寒くなったらこれを2重3重にすればいいわけで。
何とかなりそう!
と多少希望が出てきたカバさんです。