さて、重いテーマ の時間です。

(大風呂敷の時間と言え)

だからカバさん、唐草模様の風呂敷なんて持ってませんてば。

(だから何で唐草模様...)

風呂敷というとそれが浮かぶんですが...

(泥ちゃんでもやってるのか?)

いえ...


...などとアホなこと書いてる場合ではない!

今日は真面目な話なのだ。

いやいつも真面目だが。

(...)


そもそもこのことについて考えるようになったのはゴリ君のツイッターを以前しばらく見ていて気になったことがあったから...ではあるのだが...

多分全選手に当てはまると思う。

とはいえゴリ君が筆頭になってしまうだろうな...

何と言っても今日のお題は筋肉バカですから。

(もろゴリ君じゃないか)


でも躊躇するなぁ...

ある意味これまでの取り組み方を否定するようなことになってしまいはしないかと...

私としては全然そういうつもりはないんだけど...

寧ろ心配で...

今のままだと選手生命も相当短いと思うのだ。


やっぱり動くぬいぐるみ君ですからね。

できるだけ長く動いていて欲しい。

荻野氏みたいにとまではいかなくても、最低でも2020年の五輪まではバリバリレギュラーで出られるようにして欲しいのだ。

今年出られるかどうかも危うい状態だが...

選手生命以前に、チームをどうにかしないとなー。

(勿体付けとらんでさっさと本題に入れ)

そうは言っても、躊躇しますよ、やっぱり...


ゴリ君のツイッターをしばらく見ていて気になったこと...

それは、故障が多いらしいということなのだ。

(それと筋肉バカと何の関係がある)

順を追って書くんだから急かすな。

(すぐ脱線するくせに)

今日は真剣だぞ、いつもにも増して。

(...いつも?)


まさかとは思うが、もし本人が故障するほど自分は頑張ってるんだと思ってるとしたら...いやそんな風に思ってるとは思いたくないが...

とんだ勘違いだ。

いやそんな風には思っていないと信じたいが。


私はイチローが大嫌いだ。

(また脱線する...)

脱線しとらんわい。

虫唾が走るほど嫌いだ。

どの位嫌いかというと...

(虫唾が走るで十分じゃないか?)

バッターボックスで如何にもカッコつけてバットを回しながら構えに入る、あの鼻についてしょうがない、わざとらしいカッコつけを運悪くニュースなどで見ようものなら、バットを取り上げてそれでぶん殴ってやりたくなる位大嫌いだ。

(...)


バッターボックスでの構えだけではない。

先日も新聞にボールを投げる瞬間の写真が載っていたが、そのカッコ付け激しい投げ方を見たら、ボールを顔面目掛けて投げつけてやりたくなった。

どうしてあんなにも何をするにもわざとらしいカッコつけをするのだろう?

というか、既にそれが身についてしまっているのだな...

如何にも「チームが勝とうが負けようが、俺様さえ活躍すればいいのさ、フッ」というのが滲み出ている。

あー、やだやだ。

(あの...国民的人気選手なんだけど...)


つくづく思うが、ゴリ君がかーいーのは自然体だからなのだな...

試合にまでネックレスをつけて来るチャラチャラ振りは気に食わんが...

イチローのあのどうしようもなく鼻についてついてしょうがない、不自然極まりない、わざとらしくて殴りたくなるカッコ付けに比べりゃかわいいものだ。

(何もそこまで徹底して言わんでも...)

あれはどんなにカッコ付けようとしても生来の素直さが全身から滲み出るタイプだ。

か、かーいーのだ!

(...)


チャラチャラネックレスも、少しでもプレーの妨げになるなら言語道断だが、全く邪魔にならないなら何をしようが勝手だ。

でもあれレシーブで飛び込む時とか、ほんの少しも邪魔にならないのかな?

それともまさかとは思うが、自分はそこまでする必要がないと思ってやしないだろうな、ええ?!

これは福ちゃんにも石島おやじにも言えることだが。

そのせいでフライングレシーブ ができないとかいうことだったりしたら...

やっぱりバットで殴りたくなるぞ、私は。

(...)


まぁいささかも妨げにならないとしても男性ファンやスポーツファン、のみならず記者まで遠ざける一因にはなってるんじゃないかな?

(不遇の男子バレー...)

強くなってからカッコ付けるなら誰も文句言わないと思うけどね。

イチローがあれだけ鼻についてついてしょうがない、不自然極まりない、わざとらしくて殴りたくなるカッコ付けしててもちやほやされるように。

(一々詳しく書かんでも...)


私にとってイチローと巨人はスポーツ界の2大汚物!

(そ、その位にしておいた方が...)

2大ゴキブリと言ってもいい。

(そ、その位にー!)


だが巨人はともかく、それだけ嫌いなイチローでもさすがと認めざるを得ない点が2つある。

そのひとつが...

あれだけ長きに渡って故障らしい故障もなくコンスタントに活躍していることなのだ。

これは私も認めざるを得ない。

例え虫唾が走って、バットで殴りつけたくなるほどの奴でも。

(...)

その凄さは事実なんだから。


勿論、やってるのがたかが野球だからというのもあるだろう。

(出たよ、たかが野球節 が)

球技の中で比較的軽いのは事実だろうが。

一体どれほどの身体能力を要するというのだ?


どんなに注意を払っても、バレーやサッカーでこれほど長きに渡って一切故障なしというのはあり得ないだろう。

彼の遠藤保仁氏でさえ故障で戦線を離脱することはあるのだ。

(↑サッカーでは遠藤氏がお気に入り)

うーむ...渋い趣味だ、我ながら。

ついでに中村憲剛君も結構お気に入り。

うーむ...これも渋い...

(要するに渋いかかーいーか、両極端なのね...)


中村兼剛君といえば...

顔も雰囲気もユータ君と似てるような気がするのだが...

どうでしょう、皆さん?

(皆さんって...中村兼剛君は知ってる人多いだろうけど、ユータ君を見たことある人ってかなり限られると思う)

あ、バレーの米山祐太君です。

(だから一般人は知らないって)

...私としては前々からこの2人が凄ーくタイプ的に重なるんですが...


それはともかく、幾らやってるのがたかが野球とはいえ、あれだけ長きに渡ってイチローが故障はおろか、好不調の波も比較的少なく継続できているのは...

体のメンテは勿論、体に負担のかかりにくい体型、フォーム、動きを構築して完璧にコントロールしているからではないだろうか?

勿論、イチローの場合は野球をやるのに最も効率的な体型、フォーム、動きという意味で。


以前、一流のスポーツ選手のフォームが芸術的だと評したが、

(一流選手の美)

もしかすると、というか多分それはフォームだけの問題ではない。

自分がやる競技に最も相応しい体を作ってこそ、最も効率よく使えるフォームと動きが活かされ、そのバランスが整った時、芸術的な美さえ感じさせるのではないか?


たかが野球、ダサい野球のイチローはカッコつけが鼻につくだけで美しくも何ともないが、もっとずっと激しいテニスのフェデラーは...

上から石膏を流し固めたらそのまま彫刻になりそうな一級の芸術品的美しさ!

世田谷区にできたというサザエさん一家の銅像の1兆倍は美しい...

いや比べるのも失礼だ。

何で昨今の日本はああいう恥ずかしいものを作るかなー?

あんなもんが近所にできたら引っ越したくなるぞ、私は。

(あのー、それで石膏のフェデラー君は...)

そう!彼ももう長いこと故障なしではないか?

あれだけ激しい競技にも関わらず。

カッコ付けしながらやってられる野球と違って。

(やっぱり一言多いような...)


バレリーナに胸がない のも、そんなものがあっては邪魔になって踊りにくいから、バレエに相応しい動きを徹底的に訓練する過程で胸の発達が止まるのだろう。

(...)

おもち君や長島君の太腿もそれが競技に最も必要な要素として形成されたからこそ、最高のフォームと絶妙なバランスを得た時に最高に美しい。

(...美しい太もも?)

でなけりゃ単なるぶっとい太腿に過ぎない。

あ、ブタのモモ肉も好きです。

(...)


それでいくと...

果たして筋肉バカな体はバレーに最適なのだろうか?

という疑問が浮かんでしまうのだ...どうしても...


筋肉というのは重い。

一方、バレーほど跳躍が重要な球技はないだろう。

そして跳躍ほど体に負担がかかる動きはないだろう。

体が重ければ重いほど、その負担は増す。

重い体で余分な負荷をかけ続ければ、故障もし易くなるのが当然と思う。


勿論、筋肉をつけるなというのではない。

全く筋力なしにできる競技など、カーリング位のものだろう。

というか、あれスポーツには見えないんだけど。

(だから何故そーゆー余計なことを)

余計なことを言いたくなってしまうのです!

(...)


筋力をつけることで跳躍力も伸びるとも聞く。

だが過度に筋肉を付け過ぎることが果たしてバレーをやるのに適切なのか...?

バレーに不要な筋肉まで着こんでいる選手もいるのではないか...?

(筋肉って着たり脱いだりできるのか...?)

うーん...それができれば話は簡単なんだが...


最も効率良いフォームと動きを身につければ、さほど力(パワー)に頼らずとも、力強いプレーが可能だと思うのだ。

バカ力に頼るより、余程体力的消耗も抑えられる。

世は省エネの時代です!

(...ちょっと意味合いが違うような...)

大会となったら連日試合ということもあるのだから、省エネによる全力プレーも大事なカギなのです!


しかもいわゆる筋力トレーニングでつく筋肉というのは堅いと言われる。

ここでワールドカップの際物凄く気になっていたあることが浮かぶ。

(まだ気になってたことがあるのか...)

ありますとも!

それは...

日本代表はフェイントを拾えない...という驚愕の事実!

(きょ、驚愕って...)


日本のフェイントは殆どが拾われるのに、その逆は殆ど決まってしまうのだ。

一因は勿論、日本からのフェイントが殆ど苦し紛れなのに対し、相手側のフェイントは計算してのものである場合が多いことにもあるとは思う。

それだけ日本側は余裕のない戦い方をしているということでもあるが...

でもそれだけでは片付かない。


物凄く反応が鈍いのだ!驚くほど!

(何もそんなに強調せんでも...)

「え?」となって一瞬固まってしまうのだ。

何度やられても!懲りずに!

(...)

全然瞬時に動くことができない。


石膏を流し固めたわけでもないのに、サザエさん一家にも劣る石膏像になってしまうのだ。

全員が。

いや銅像か。

「どうぞ、フェイントを決めて下さい。どーぞー」

なんちゃって。わはははは

はっ、笑ってる場合か!
深刻だぞ、これは。


以前、日本代表は反射神経が鈍いのではないかと半ば冗談で書いたが...

(巨星逝く)

冗談ではなく本当に鈍いのではないかと深刻になってきた...

書いた当時は単なる訓練不足かやる気の問題と思ったが...

堅い筋肉付け過ぎて、瞬発力を奪われてるのではないか?


しかも動かない体を無理に動かそうとしてたら、これまた無理が祟って故障しやすくなる。

(動かない体って...年寄りじゃないんだから...)


偉大なる横綱白鳳は、瞬発力や柔軟性を維持する為、堅い筋肉ではなく柔らかい筋肉をつけることに腐心していると随分前に読んだことがある。
大関把瑠都もビデオで自分の取り組を見て動きの硬さに気付いて以来、筋トレを減らしたという。


...今の男子バレー日本代表に、つける筋肉の種類や程度にまで考えが及んでいる選手や指導者がいるだろうか?

昨今の代表チームはやたらと筋力さえ付ければいいという方針に見えるのだが...

闇雲に筋トレさせるだけなら、単に選手の競技生命を短くしているだけにならないか...?


この前パナソニックバレエ団 について書いたが...

うっぷ...

(わざわざ妙なこと持ち出すな)

いや必要なもので...


特に男子の場合、跳躍力の必要性という意味では実はバレーとバレエは共通するものがある。

実際1度でもバレエを生で見たことがある人ならわかるだろうが、バレエというのは非常に激しいスポーツの側面もある。

特に男子の見せ場、舞台一周のグランジュテなんぞは尋常な体力・筋力ではできない。

だがダンサーとしての寿命はスポーツ選手の比ではなく長い。

(それでも女性舞踊手に比べると、男性の方が圧倒的に短いそうだが...)

この差は何だろう?


ダンサーにとって最も重要なのは身体表現。

スポーツとしての要素はその土台に過ぎない。

これは楽器の演奏でも同じことだが、揺らぎのない土台がなければ表現なぞ出来ないから、ダンサーは徹底的に身体能力を鍛える。

特に昨今は外側の筋肉ではなく内側のインナーマッスルを鍛えることで、瞬発力と何より体幹を鍛えるそうな...

...だったかな?

以前「テレプシコーラ」で読んだんだけど。

(やっぱりマンガが知識の源泉かい)

さいで。


あれ第1部は面白かったのに第2部は拍子抜けだったな...

伏線もちゃんとは片付かないままで...

(また脱線してるぞ)

あ、因みにインナーマッスルについては第2部です。

確か第4巻だったな...

でも話は第1部の方が面白かった...

そういえばインナーマッスルの部分でやたらと持ち上げられてたシルヴィ・ギエムは...

1度生で「ジゼル」を見たことがあるんだけど...

身体能力はともかく表現では全っ然だったな。

(あのー、脱線...)


バレエは男性の方がスポーツとしての比重も高いから、ダンサーでも結構筋肉質ではある。

が...

今の日本バレー男子に比べれば微々たる(?)もの。

なのに寿命も長いし、何より柔軟性と瞬発力が違う。

根本から鍛え方が違うのだ、恐らく。


しかもよく見ると、筋肉の付いている箇所が違う。

今の日本男子バレーの面々が主に上半身筋肉隆々なのに対し、男性舞踊手は脚の筋肉の方がずっと目立つ。

いやああいうタイツ姿故なのかも知れないが。

うっぷ...

(こら!本職の人にまで!)

す、すいません...

考えてみれば跳躍で最も負担がかかるのは下半身。

故障を防ぐ為にも、男性舞踊手が徹底的に下半身を鍛えるのは理解できる。

逆にこの点でもバレー選手が何を考えてるのかさっぱり分からん。


更に!

筋肉をつけ過ぎると背が伸びにくくなると聞いたことがある。

もしこれが本当なら...

昨今日本男子がどんどん世界の強豪から身長差をつけられつつあるのも納得がいくのだ。

いや勿論、一般人から見れば日本のバレー選手も随分と背が高い。

でも世界的にはどんどん小さくなってるみたいだ...

40年前は同等 だったらしいのに...


男子の場合、バレーを始めるのは大抵中学位の頃だとすると、その頃既にかなり背が高くてバレーを選ぶというケースが多いのではないか...?

ところが筋トレに力を入れ過ぎて、その後は思ったほど背が伸びなかった...ということはないだろうか?

これ誰かデータとってる人いないかな?

そうしたらはっきり分かるんだけど。


Vリーグ決勝ラウンドの頃、何度か女子バレーがカラー写真付きで報じられていたが、それで見ると女子代表のエースは驚くほど華奢で、目に見えるほどの筋肉が付いていない(!)

だが彼女は世界でも有数のアタッカーなのだそうだ。

身長も180台と女子選手としては相当高い。

男子で今世界有数の、と言われるようなアタッカーがいるか?


勿論、男女による競技の違いはあるだろう、

私もバレーに限らずスポーツ全般において迫力に劣る女子競技には興味がない。

しかし...


バレーに必要な筋肉はどんな種類の筋肉でどこにどの程度付ければいいのか...

それを考えて適正なトレーニングをし、最も効率良いフォームと効率良い動きのバランスを探れば、実は力(腕力)というものはさほど必要ない気がするのだ。

憚りながら、ジャムの瓶のフタも開けられない程非力な私でさえピアノを壊すような弾き方 ができるのは全体重を乗せるような弾き方をするからである。

(フタ開けられないジャム買ってどうすんだ?)

小さい刻みニンニクの瓶のフタも開けられないことがあります。

(だからそういうものを買って...)

熱湯をかければ開くのです!


でね、力を使わず力強い、しかも瞬発力抜群のしなやかな動きができるようになる特殊な(?)訓練があるらしいんですよ、この日本に!

というより、あれは日本にしかないだろうな。

是非将来のバレー選手に取り入れたらどうかと思うんですが...

さすがに今日はそこまでは書けない。

これからコンサートなんだ。

(またかい)


あー、やっと重い筋肉について書き終わった...

(...もしかして...「重いテーマ」って...筋肉が重いからか?)

はぁ、さいで。

(や、やっぱりカバの考えることはこの程度...)


何はともあれ終わった。わーい

(「わーい」って...かなり深刻だぞ、これ)

でもここで書いたことが全部当たってるとは限りませんし...

何と言ってもカバさん、バレーボールはズブの素人ですから。

(そんな無責任な...)

責任持って考えるべきは選手、監督はじめバレー関係者だろうが。

でもカバさんだってバレーボール大好きだから、疑問に思ったことを理論的に考えていったら、こうなったのです。

(...どこが理論的だ...)


でも寧ろここで書いたことが全部当たってたら寧ろその方が恐いな...

素人にここまで言わせるなんて、もうどうしようもないってことじゃないの。

日本男子バレー界全体が。

本当に!文字通り!何も考えてないってことじゃないの。当事者が!

身長に関するデータだって、とうの昔に協会がとっていて然るべきだろうが。


今の選手だって素質と根性はあるのだと思う。

でももし間違った練習法をとっているとしたら...?

何か今だに非科学的な根性論で何とかしようとしてるように見えるんだけどな...

素質と根性で何とかなるのは世界10位まで。

それ以上には行きようがないだろう。

だから頭を使え と何度も書いてきたのだ。
でも使ってる選手って一握りみたいだ...いるとしても...

悲しいなぁ...