日本の四季・自然の在り様を「神のなせる業」と紹介する歌あり。 | 神聖寺 隆健 090-3085-9732

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神聖寺 隆健 (しんしょうじ りゅうけん)
真言宗、法事と供養、仏教世話ばなし



上の梵字は私、隆健の筆による、サンスクリット語・般若心経からの一文字です。
「 プラ 」と発音、読みます。
ブログを途中からお読み頂いた方々の為に、過去のブログを、改めてご案内させて頂いております。なお、私のつぶやきは実生活には何の役にも立ちません。謝謝。
つぶやきを進めましょう。
本日はかなり長文です。謝、謝。
今は亡き、私の母が好きだった歌に『神』を尊しとする内容の歌詞の歌があります。
日本の四季・自然の在り様を「神のなせる業」と紹介する歌詞です。
明治38年10月(頃?)『美(うるわ)しき天然!』が発表されました。
作詞 
武島羽衣(=又次郎、滝廉太郎・作曲『花』の作詞をした人)
作曲 
田中穂積
『美(うるわ)しき天然!』をご紹介します!
最初に2・3・4番を掲示します。
そして最後に1番を。
1番を見て年輩の方は「あ~ぁ・・・あの唄だぁ!」と思い出されるかも!
〔2番〕
春は~桜のあや衣(ごろも)
秋は~もみじの唐錦(からにしき)
夏は~涼しき月の絹
冬は~真白き雪の布
  見よや~人々美しき
  この天然の織物(おりもの)を~
  手際見事に織りたもう
  『神』のたくみの尊しや~
〔3番〕
うす墨(ずみ)ひける~四方(よも)の山
紅(くれない)匂う横霞(がすみ)
海辺~はるかにうち続く
青松白砂の美しさ~
  見よや~人々たぐいなき
  この天然のうつし絵を
  筆も及ばずかきたもう
  『神』の力の尊しや~
〔4番〕
朝(あした)に起こる~雲の殿(との)
夕べにかかる~虹の橋
晴れたる空を~見渡せば~
青天井に~似たるかな~
  仰げ~人々珍しき
  この~天然の建築を
  かく広大に~たてたもう
  『神』の御業(わざ)の尊しや
さて〔1番〕です。
昔の話です、当時、チンドン屋さん(若い人は知らないだろうなぁ~)と言う職業がありました。
クラリネットや太鼓と鉦(かね)でこの『美(うるわ)しき天然!』をワルツのテンポで「ジンタッタ・ジンタッタ!」と吹奏しながら、町を練り歩いていたのを私は記憶しています!
それは、それは見ていて側にいて楽しかったですよ!
空に~さえずる鳥の声~
峰より落つる滝の音~
大波小波とうとうと~
響き絶えせぬ海の音~
  聞けや~人々面白き~
  この天然の音楽を~
  調べ自在に弾きたもう~
  『神』の御手(おんて)の尊しや~
日本人の『神』とは?
ご一緒に・・・御一考を!