誰の目にも、
小さな其の背に
何かしら
背負いきれずにいる人が
今、ソコで、
困っているように映る。
同情、共感
寄り添って
共に、等しき教訓を獲て
一つ、一つ
小さな其の背に
等しき何かを
自らも背負ってゆく者は
地に足着けて
一歩、一歩
傲ることなく
粛々と黙し
生きているように映る。
この現実世界にて
同情、共感
禁じ得ず
他者に何かを
己自ら、施して
させて貰えたことに
足りることなく
手柄、見返り求めて
我欲に溺れ傲っては
前のめりに
大地から踏み外し
ソコに至るまでに
小さな其の背に
積み背負えていたモノを
川の流れに
全て流しては
小さな其の背に
何かしらも
背負いきれずに
泥濘にハマり
他者に同情、共感され
慰められて
施されて
人の実相、
人の業、性、恥
己のこの世での
有り様から目を逸らし
自らに情けをかける
他者に対して
自分のことを
知ってくれていないことに
憤る真似をして
あろうことか
自らこそが、
他者に対して
同情、共感を
覚える者だ!と
覚えていたのに…と
憐れ転落の一途を
辿ってしまう者がいる。
己の本性
醜悪な様
君が同情、共感と
呼ぶモノは
なんなのか
ありのままを見て
自らが言語にて
解釈、得心、得れぬまま
自らが、
有耶無耶にしたまま
自分ばかりの
優しさを信じ
他者の優しさ
信じれず
他者からの施し
同情、共感が
自分を惨めにすることに
気付きながら
自分が施す
同情、共感は
優しさで
他者が施す
同情、共感は
優しさではないと
自らが、意地に獅噛みつき
この現実世界にて
誰かや何かに
寄り添って
等しき試練に
信望(辛抱)強く
他者を信じ挑めずに
同情、共感
禁じ得ぬ
自らの想い気持ち
我欲に呑まれ、溺れては
地に足着けれず
踏み止まれずに
足を滑らせて
空を蹴っては
競い争い競り合い
張り合って
他者を押しのけ
蹴落として
自分ばかりが…
何故に、こんな目に…と
ソコに至るまで
小さな其の背に
積み背負えていたモノを
川の流れで失って
小さな其の背に今
何かしらをも、
背負いきれずに
なんで、自分ばかりが…と
他者を羨み怨み
まるで幽霊絵図
そのものの有り様で
この現実世界に
迷い漂う者が居る。
烏滸がましくも
他者を今
憐れむことが
出来ること
恥ずかしくも
そう出来ることが
有り難い。
それ以上に
何かを望むは
人でなし。
其の有り様
醜くく
歪んでしまう。
人の恥。
傲り、前のめりに
我欲に囚われ
己の足元見失う
人であるもの
変わりなく
人として今
偲んでいる。
自らが今
何も獲れないように
感じ傷付くは
人でなし。
人である者
人であろうとする者は今
誰もが同じ、と
地に足つけて
踏ん張って
流されることなく
生きている。
言語化し
自らが、解釈、
得心得るは
難しく
納得出来ずに
有耶無耶に
ムカムカしているウチは
膨らんだ自我、エゴ
傲る自らを
制し鎮め治めることも
難しく
人は、この世に
迷ってしまうのだろう