王様の耳は驢馬の耳 | 王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


鬱積、鬱憤
わだかまり、
妬み、僻み、羨み
渦巻く世の中。

大衆、民衆が
背負い抱える
鬱憤が

闘技、闘牛
火あぶり、ギロチン、
吊し上げを前に

脳内麻薬に
侵されたかのように

興奮、狂気となって
発散され
昇華されてゆく。

誰もが、人性の
野性味を

太古の昔を
生きていた人が
持っていたモノのように
感じている。

戦争を知らずに
育つほど
人は、自分の内面
恥に気付けず生きてゆく。

コロッセオや
嘗て、焼き討ちにあった
寺院に訪れて

お墓参りに
一人、訪れた時のように

遠い昔に
想いを馳せて

嘗て実際に
起こった出来事を
想起させ

同情、共感
寄り添って
偲び、弔わせて
貰えることでも

日々の鬱積
我儘なエゴ、鬱憤が

人の性、恥
業に罪を想い出し
連帯責任と云う
贖罪を背負うよに
供養を捧げさせて
貰えることで

我慢、我儘
増長させることなく
昇華されてゆく

吊し上げを見た後の
狂気を纏う興奮(憤)に

悼み弔い供養した後の
冷気を纏う沈着(静)が

個々の背負っているモノを
軽くしてゆく。

報道番組は
疑問を提起する。 

政策への疑問を
提起する。

大衆は其々に
其の人らしく
受け止めて

其の人らしい
発想、考え方を

其の人らしい
有り様で

其の人らしさを
示してゆく。

戦争がない時のない
この世界。

戦争を知らない筈の
子供達も
アニメやゲームで興奮し

メディア媒体では
日々、吊し上げのような
情報が流れる。
 
どのように、在ろうと
努めることを忘れれば…

否、努めていようとも、
我欲に執着すれば
簡単に、人は、
狂気に堕ちるのだろう。

狂気に堕ちる
優しかった筈の人の姿を
心から閉め出した瞬間に

供養の心を手放し
冷静沈着に生きれずに

己の業火に
灼かれるように
狂気に溺れてしまうのが
人間と云う生き物の
忘れてはならない
性だと思う。

どんな詭弁
どんな事情都合
立場、想い気持ちを
抱えていたと
主張しようが意味はない。

人の恥
己と云う人間の
性を忘れ
傲り溺れて
堕ちた者にしか映らない。