「SolidWorks2014 アセンブリの合致 その3」の最新版
その2では「標準合致」を
その3では「詳細設定合致」を紹介しました
今回は「機械的な合致」(Mechanical Mates)
「ヒンジ」は単体でも意図した自由度の制限が可能ですが
「機械的な合致」は単体で使用というよりは補助的な合致です
「標準合致」「詳細設定合致」でしっかりと制限したうえで使用しましょう
「こう動かしたいから、この合致拘束を作成したうえで、この機械的な合致で仕上げよう」
前回のまとめとあまり変わり映えが無い気も、、、ゲフンゲフン
「カムパス」(Cam Path)は面を選択すると正接面を一括で選択してくれるようになりました
「正接線/円弧/スプライン」の輪郭でループしている必要があります。
「カムフォロワー」(Cam Follower)で選択可能なものは「円筒面/平坦な面/頂点」です
意図した動きにする為に他の合致と組み合わせて使用しましょう
「軸/円筒/スロット」同士で作成できます。
「フリー」(Free)
スロット内で自由に動きます
「スロットの中央」(Center in Slot)
スロット中心を合わせます
「スロットに沿った距離/スロット長に対するパーセント」(Distance Along Slot/Percent Along Slot)
スロット端からの距離を寸法/パーセントで指定します
「寸法反転」(Flip dimension)チェックでスロット端の切替が出来ます
「同心円」と「一致」で自由度の残りは回転の1
必要に応じて「角度許容限指定」で角度の制限も付けてしまいましょう
面の裏表には気を付けてくださいね
歯を作成したり一致させる必要はありません
それぞれの「軸/円筒」を選択後に歯数を入力するだけ
軸は平行でも直行でも角度でも大丈夫ですが干渉や衝突は別途チェックしましょう
こちらも歯を作成したり一致させる必要はありません
「ラック」(Rack)でラックのピッチ線を、「ピニオン/ギア」(Pinion/Gear)でピッチ円を選択
ピッチ円選択時に「ピニオンピッチ直径」に自動入力されるので必要であれば、
「ピニオンピッチ直径」(Pinion pitch diameter)でピッチ円直径を指定するか、「ラック移動/回転」(Rack travel/revolution)で1回転あたりの並進距離を入力します
こちらも干渉や衝突は別途チェックしましょう
こちらも歯を作成したり一致させる必要はありません
干渉や衝突は別途チェックしましょう
「軸/円筒」をそれぞれ選択するだけ
欲しい動きを考えつつ適切な合致を組み合わせて使いましょう
干渉/衝突のチェックは忘れずに
その5は前回の流れに倣って構成部品の挿入や合致の手法を紹介します(予定)
「SolidWorks2014 アセンブリの合致 その4 小ネタ」と同じく、、、小ネタというか手法の紹介だけになりそうですが
では