SOLIDWORKS2018 アセンブリ合致 その2「標準合致」 | あじろのブログⅡ

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ほぼSOLIDWORKSブログになりつつありますが
機械設計やCADのことをぼちぼちと、、、

「SolidWorks2014 アセンブリの合致 その1」の最新版ぶー

2015年2月なので丸三年ですね、、、ぶー

 

 

まずは基本的な合致拘束である「標準合致(Standard Mates)」いってみましょうぶー

この辺りはバージョンアップでパフォーマンスは上がってますが使い方は一緒なので

バージョン違いで手間取ることはあまり無いと思いますぶー

 

今回は自由度もあわせて書いていきますぶー

「その1」にもありますが拘束が無い状態で並進3方向+回転3方向の合わせて6の自由度があり、0になると完全固定。

 

 

いくつか代表的な組み合わせの自由度も見てみましょうにやり

 

 

一致 (Coincident)

点/軸/平面や原点/座標をくっ付けます。

 

「点-点」

 XYZの並進の自由度が0になり残りはXYZの回転3のみ

制約がないと好き勝手に回転出来ちゃいますが「ボールジョイント」なんかがこれですねにやり

 

「点-軸」

 残りは並進1と回転3

 

「点-平面」

 残りは並進2と回転3

 

「軸-軸」

 残りは並進1と回転1

 

「軸-平面」

 残りは並進2と回転2

 

「平面-平面」

 残りは並進2と回転1

 

「原点-原点」「座標系-座標系」「原点-座標系」

 基本は「点ー点」と同じですが(Align axes)のオプションをONにすると

XYZの直行軸が全て一致となり残りは0ににやり

一気に完全拘束ですねニヤグヘヘ

再構築の際の合致評価が早くてエラーも出にくいのでうまく使いたいですねにやり

 

 

 

平行 (Parallel)

選択されたアイテム間を平行にしますぶー

 

「軸-軸」

 残りは並進3と軸方向の回転1

 

「軸-平面」

 残りは並進3と回転2

 

「平面-平面」

 残りは並進3と法線方向の回転1

 

 

 

垂直 (Perpendicular)

選択されたアイテム間を垂直にしますぶー

 

「軸-軸」

 残りは並進3と軸方向の回転1

 

「軸-平面」

 残りは並進3と回転1

 

「平面-平面」

 残りは並進3と法線方向の回転1

 

 

 

正接 (Tangent)

選択されたアイテム間を正接にしますぶー

片方は少なくとも「円筒/円錐/球」の必要があります。

 

「円筒-平面」

 残りは並進2と回転2

 

「球-平面」

 残りは並進2と回転3

 

 

 

同心円 (Concentric)

中心線を一致させますぶー

軸/円/円筒/円錐/球などが使用できますがあくまで「中心線を一致」ですぶー

 

「円筒-円筒」

 残りは並進1と回転1

(Lock rotation)オプションをONにすると残りは並進1になります。

 

不整列合致については SOLIDWORKS2018 アセンブリ「不整列合致」 をどうぞにやり

 

 

 

ロック (Lock)

構成部品間の相対位置を固定しますぶー

構成部品間の自由度は0になりますねにやり

 

 

距離 (Distance)

アイテム間の距離を指定ぶー

 

自由度は「一致」の組み合わせとほぼ同じですねにやり

(Flip dimension)オプションで寸法配置の方向を反転できます。

 

 

角度 (Angle)

アイテム間の角度を指定ぶー

 

自由度は「平行/垂直」の組み合わせとほぼ同じですねにやり

(Flip dimension)オプションで寸法配置の方向を反転できます。

 

参照エンティティ(Reference entity)

回転軸を指定すると角度寸法の配置を変更できます。

 

 

合致の整列状態 (Mate alignment)

軸や平面には向きが有るので方向を反転させたいときはこちらをポチポチしてみようにやり

 

 

 

急ぎ足ですが「標準合致」はこんな感じですかねぶー

その3では「詳細設定合致」を見ていきましょう。

「SolidWorks2014 アセンブリの合致 その2」の最新版になりますニヤ(予定)

 

 

 

ではパー