男の子?女の子? | ひねくれ女、オランダへ嫁いでみた ー年の差婚・出産・育児ー

ひねくれ女、オランダへ嫁いでみた ー年の差婚・出産・育児ー

こじらせ独身期間が長かったせいか、天性の性格か。。。
ひねくれた私がオランダへ嫁ぐことになりました。
それにまつわる私自身のことを活字で残していきたいと思います。


ふたり目妊娠を知っている友達は
私のつわりがひどいのを見て
次は男の子じゃないかと好き勝手に予想する。

フィリピン人の友達に至っては
私の手のひらでペンダントを揺らして
「男の子やわ!」とその揺れ方で占ったりした。
「これは今まではずれたことないねん!」と言われたが
私はいまだに半信半疑である。

レネさんは娘の可愛さにやられてしまい
できたら次も女の子がええなぁと言っている。

私は服も再利用できるし
オモチャも使い回しができるから助かるなとは思うが
女の子であって欲しい理由はもうひとつあった。

それは韓国の兵役制度である。

娘はオランダ国籍、韓国籍、
そして日本の特別永住権を持っている。

ふたり目が生まれても親として同じ権利を与えたい。

そうなると問題になるのは韓国籍に付随する
韓国での兵役制度である。

兵役制度にピンと来ない友達は好き好きに予想するが
男の子と言われるたびに
私はやはり内心複雑なのである。
そんな背景を知らない人にはわからないだろう。

韓国領事館に勤めている友達に確認すると
韓国籍で特別永住権を持つ女性の場合は
もちろん手続き不要で
男性の場合は24歳になると
兵役免除の手続きが日本国内の大使館や領事館でできる。

それまでは韓国への出入国は自由にできる。

この事実がわかるまで
16歳以降に韓国に入国すると
兵役が終わるまで出国させてもらえないという怖い噂も聞き、
もし留学したいと言い出したら…など考えると
やっぱり心穏やかではなかった。
だから、ガセネタであったことがうれしい。


親として子供には選択肢を
できるだけたくさん与えたいし子供にはその権利がある。

将来、日本でも韓国でも留学したり
就職したいと願えばオランダ国籍だけよりも
簡単にできると思う。

とりあえず、兵役免除なら男の子でもいいかと
やっと肩の荷が降りた。

さて、どっちかな…