小さいころから私は負けず嫌いだと自分でわかっていた。
運動音痴であったためスポーツには発揮できなかったが。
大人になり友達に言われたことでとても腑に落ちたことがあった。
それは早生まれの人は負けず嫌いが多い説。
大人になってからは早生まれとの差があると言われることはないが
小さい時は同じ学年でも4月生まれと3月生まれでは大きな差があることだろう。
小さい時の記憶は私にはあまりないがこの説を話してくれた友達は3月生まれで
保育園で自分だけができなかったことがありとても悔しい思いをしたらしい。
そういう経験から自分は負けず嫌いになったと話してくれた。
私も1月生まれであり早生まれに入る。
なるほど。。。それでか。。。
そして姉の子供である三姉妹を見ていてとても思う。
もうすぐ小学1年生になる末っ子のこうめちゃんは3歳上と6歳上のお姉ちゃんに張り合う。
到底かなうわけがないのにだ。
しかし、口げんかではすでに次女を凌駕している。
思い返せば1歳のころにはハッキリと言葉を話していた。
最近こうめちゃんの中で流行っているものはかるたやトランプである。
会うたびに付き合わされるのだが最初は余裕でボロ勝ちしていたものの近頃は大人の余裕すらなくなりムキになるときがある。
トランプで最近こうめちゃんが覚えたゲームはスピードである。
数字をつなげて相手より自分の持ちカードが早くなくなったら勝ちというゲーム。
私はかわいい姪っ子相手にも容赦せず、ズル賢い手を使い連勝していた。
勝てるコツを聞かれ末っ子に伝授した。
観察すべしは自分のカードだけではないこと。
さらにジョーカーの使い方などを伝授した。
それを習得した末っ子は次女に戦いを挑み、圧勝!
さらに師である私に挑み、僅差ではあるが私が負けた。
まさに「出藍の誉れ」という故事そのものである。
先ほどまで弟子であった末っ子に負けた。
私も末っ子であり、このこうめちゃんの負けん気は理解できる。
生まれた時からお姉ちゃんは静かなライバルなのだ。
さらにこのこうめちゃん何を隠そう3月生まれである。
末っ子であり、さらに3月生まれである。
よってコイツは最強であると確信する。