オランダはドイツに習いとても合理的な国である。
レネさんはSONYオタクなのでヒマがあればMedia Marktという家電量販店に行きたがる。
そこで洗濯機や乾燥機を見てみると、どの社もサイズを同じに作ってある。
それは古いものが壊れて新しいものを買い換える時にわざわざ測る必要がないこと。
その上に家具やアイロン台が備え付けられておればそれをも付け替える必要がないこと。
こういう理由から全社サイズを統一して売っているらしい。
なるほど〜!合理的!
しかし、使ってみてわかったことがある。
日本の洗濯機には必ず糸くずキャッチャーがついており、洗濯中の水をろ過してホコリや糸くずをキャッチしてくれる。
そしてそのまま干せばよい。
オランダの洗濯機にはこの糸くずキャッチャーの機能がどこにもない。
四季を問わず乾燥機を使うオランダでは乾燥機にこのホコリをとる機能がついてあることに気づいた。
電気代節約のため夏場は天日干しで乾かしたいがホコリや糸くずをキャッチされてない洗濯物を干す羽目になる。
糸くずキャッチャーの機能の便利さをオランダ人に説いて回るときが来そうな予感がしている。
キャッチされなかった糸くずやホコリたちは洗濯機の中でどこに行っているのだろうか…