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会津高野山八葉寺 冬木沢詣りのブログ【公式】

福島県会津地方の「会津高野山八葉寺」は、夏になると「冬木沢詣り」で賑わいます。「冬木沢詣り」は毎年8/1から8/7までの一週間。公式HPで伝えきれない、こまかい情報を中の僧侶からお届けいたします。

大雨です。線状降水帯と言うのでしょうか、珍しく新潟・山形に「記録的短時間大雨情報」が出ています。それらと同じ雨雲グループにさらされている会津地方も、かなりの大雨に見舞われてしまいました。

境内は海のよう


今日は、雨が降らないうちはお参りもありましたが、これだけ降ってしまうと仕方ありません。
明日以降は雨が弱まるという予報ですが、なんといっても駐車場が心配です。臨時駐車場なので、下は土。恐らくぬかるみが乾くまで数日を要するでしょう。
4日以降にお参りを予定している方は、足元に気をつけて、高級な靴などは避けた方が無難と思います。ご不便をかけますが、親しかった方のお迎えですので、しっかり準備を整えてお参りください。
昨年(令和3年)は、初日と日曜日が重なり、お参りが初日に極端に集中してしまいました。

今年の初日は月曜日ということもありますが、昨年の混雑に懲りて、あえて本日(2日)にお参りした、という方もいらっしゃいました。

今年は完全に分散傾向で、特に混む日は無さそうです。安心してお参りください。

写真はアジサイです。冬木沢では、日陰ではまだまだ綺麗に咲いています。

下はオマケの写真です。数十年傾いても倒れない五輪塔で、ピサの斜塔ならぬ冬木沢の斜め五輪と言われています。


明日は雨模様の予報です。涼しいといいですね。
今年の初日は月曜日と言うこともあり、例年と比べると静かなスタートとなりました。
大きな混雑もなく、皆さんしっかり消毒にも協力していただき、三密回避という意味でも良かったと思います。

ただ、暑かったですね。最高36℃だったそうです。明日は少しマシになるようですが、やはり快適には程遠い気温です。明日からは駐車場も混まずに快適に駐車できる見込みですが、駐車場から境内まで徒歩でお参りの際は、熱中症に気をつけて、飲み物などを持参されるといいと思います。

冬木沢のアジサイは今が満開。余所よりもかなり遅いですが、見どころです。
今日は、明日からの冬木沢詣り本番に向け、一日じゅう準備に追われました。
連日の猛暑で体力を奪われますが、マスクが大変さに拍車をかけます。ともあれ、夕刻には何とか一段落しました。



完成した開山空也堂は、最後に幕と幡で飾られました。あとは明日を待つばかりです。

冬木沢詣りは朝5時から夕方6時まで。明日は午前中のみ、駐車場から「親孝行タクシー」が運行しています。なんと100円!ぜひご利用ください。

熱中症とコロナには、みんなで気をつけましょう。
祭礼2日前、何とか開山堂が完成しました。
猛暑の中(36℃)、真新しい仏具が並べられ、新品の鰐口が下げられました。

また境内のお地蔵様に、篤信の方が赤い前掛けをご寄進して下さいました。こちらも真新しく、夏の濃い木々の中によく映えます。

明日から山籠開始です。予報では31日が37℃、8/1が38℃と、今年一番の熱波がやってくるようです。

お参りの際は、コロナと熱中症にご注意ください。

空也上人のお像や畳も入り、あとは堂内の荘厳(しょうごん=仏具の設置)をすれば完了です。


暑い中、職人さん達の頑張りで何とか間に合いました。ありがたいことです。







開山堂の普請も、いよいよ佳境に入ってまいりました。
写真は7/25時点のもの。26日には、空也上人のお像が元通りに安置されます。
例年通りしっかり暑く、大工さん職人さん方もいよいよ大変そうです。

祭礼に向け、開山堂の普請が急ピッチで進んでおります。きっと間に合うことでしょう。

落慶式は、祭礼中の8/5、9時半頃を予定しています。10時からは光陵会による「空也念仏踊り」が始まりますので、それに先んじて開始、というかたちになります。


当日のスケジュールは、9時半に、落慶式を行う僧侶たちが行道し、開山堂に入ります。まず声明(しょうみょう=フシ付きのお経)をとなえ、次いで導師によって表白(ひょうびゃく)が読み上げられます。表白とは神仏へ法要の趣旨を述べ奉る文章で、以下の写真の文章になります。


表白に次いで、散華(散華)を撒きます。散華とは法要を華やかに彩るもので、今回は限定120枚を手書きの梵字で作成しました(上の写真中に写っています)。拾われた方は、ご自宅に持ち帰り、仏壇に入れておくと、良いご縁をいただけるといいます。ぜひこの良い機会に結縁してみましょう。

次いで『理趣経』というお経をとなえ始めます。その途中で、空也念仏踊りを奉納する光陵会の面々が、行道して開山堂の前に到着します。

以降は、堂内において僧侶が小声で読経、堂外において空也念仏踊りが並行して行われます。念仏踊りが終了しましたら光陵会が退場、次いで落慶式の僧侶方も退堂、という流れになります。

遅くとも10時半頃には全て終了する見込みです。当日は恐らく暑いので、涼しいところからご覧いただければと思います。
連日の35℃越えですが、皆さまご無事でしょうか?

空也堂を解体して、祭礼まで約1か月となりました。
再建の進捗具合は、以下の写真のような状態です。
足場を組んだ状態です。きっと間に合うでしょう。


落慶式は、本年8/5の9時半から執り行うことにしました。
すなわち祭礼中になります。
当日はまず9時半から僧侶の読経による落慶式を行い、そのまま続けて10時からいつも通りの「空也念仏踊り」に移行する、という流れで考えております。広い考え方でいうと、僧侶の読経と「空也念仏踊り」合わせての落慶式、ということになります。