FLL世界大会で完全燃焼した生徒達、
シドニー最終日は、2人ずつに分かれて、
FIRST FUJISAN世界大会恒例の街探検に出かけました。
先生が昔バックパッカーだったこともあり、
知らない街を自分の足で歩くという経験から得られる、様々なことの大切さを知ってほしいという思いから、必ず街探検の機会を作っています。
子供達が自分で行き先を決め、自分で考え、判断して行動します。
親はその後ろを少し離れてついていき、子供が道を間違えたら一緒に間違えてもらうのがルールです。
まずはホテルのロビーで地図を広げて行き先を考えていますね。
先輩チームは・・・
セントメアリー大聖堂からハイドパーク、
なにやら行き先を2人で考えている様子がわかりますね。
シドニーオリンピックの記念プレートも見つけました。
電車の切符も自分達で買って、
さて、どこまで行こうか?
ここはダーリングハーバー
水族館にも行ってみました。
次のFLLシーズンのテーマ、SUBMERGEDという展示もあって大興奮。
今どき地図はスマホで確認できますが、地元の人に聞いてみることもとても大切!
最後はもう一度オペラの方からハーバーブリッジの夕陽を眺めました。
こんな時間を過ごせるなんて、本当に幸せです。
さて、後輩チームはというと・・・
ホテル近くの中華街に始まり、
高速道路下の遊具で遊んでますね!
どうやらダーリングハーバーの向こう側に行ったようです。
こういうデザインだと、誰でもぐるぐる回りたくなりますね。不思議だなぁ。
その先には、国立海洋博物館。シドニーは大きな港町ですから。
チケットも自分で買ってください。
次シーズンのSUBMERGEDのヒントは見つかったかな?
ランチ場所も自分達で探しました。
こちらのチームもハイドパークに来ましたね。
エンジェルプレイス。
鳥かごが下がっている不思議な空間で、鳥のさえずりが聞こえてくるアート作品なんだそうです。
こんなふうに、それぞれ一日を過ごしました。
こういう経験を積むと、子供は「自分でできるんだ!」と自信を深めることができますし、お母さんからすると「自分でこんなにできるまで成長していたんだ!」と気づくことができます。
思い出に残る日になったのではないでしょうか。
ちなみに先生たちはどこに行ったかというと・・・
シドニーの古い街並みが残るロックス地区を散策。
ロックスの歴史を学ぶ博物館や、素敵な街並み、おしゃれなカフェやレストラン、裏路地、そして坂道。歩くだけで発見がたくさんありました。
そしてロックスから先に行くと、ハーバーブリッジの下へ。
巨大です。ものすごい量の鉄骨とコンクリート。そしてすごい交通量が、下にいるだけでわかります。
階段で橋に上ってみました。
なんと自動車が8車線、電車が2車線、そして歩道もついているという、広〜い橋です。
橋の両側に2つずつパイロンという石造の支柱があるのですが、その一つに登ることができました。
内部にはどのように橋を建設したのかがわかる展示があり、その建設方法に驚かされました。
プロジェクトXで放送してほしいなと思いました。
アーチを両側から作っていって、最後に真ん中で接合したんだそうです。
最終的に1mのズレが出てしまったそうですが、たくさんのロープで引っ張って修正し、下の写真(レプリカ)のジョイントを差し込んだそう。
しかし嵐が来て外れてしまい、再度8日間かけて修正し、ついに完成したのだそうです。
パイロンの上からの景色も絶景でした。
アーチの上を頂上まで歩いて登るツアーがあるようで、大勢の人たちが命綱をつけて登っていく様子を間近にみることができました。
その後、古いカフェでフィッシュ&チップスやカンガルーバーガーを食べ、現代美術館でアートに触れ、繁華街を歩き、重厚な中央駅も見に行って、ホテルに戻ってきました。
ハードな大会の後で、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
さあ、そろそろ日本に帰る時です。