p12
オウム(AUM)の説明から始まっているが、「A」が宇宙の創造神ブラフマー、といきなり間違っている。
まだ二行目なんですけど。(笑)
この本は誰にもチェックしてもらわなかったのだろうか?
本の中身を読む前の14人目の死刑囚に続き、今度はブラフマー。
ブラフマーて何やねん!誰やねん!?
オウムの常識として、「ー」と伸ばすのは女性型の名前。
シーハは男。シーハーは女。
創造・維持・破壊を司るのは、ブラフマン・ヴィシュヌ・シヴァの男性神である。
これはオウムオリジナルの考え方ではなく、ヨーガにおける一般的な知識。
女性神、つまりそれぞれの愛妃ということになるが、その名前はブラフマニー、ラクシュミー、パールヴァティー(ドゥルガー、カーリー)である。
それが、ブラフマー。
なんで、こうなった?
著者本人だけでなく、オウム関係者、編集者、誰も気付かなかったのか?
ほんと、いつも思うことなんだけど、オウム本を出すのなら、ちゃんとチェック出来る能力を持った人間に見てもらってくれ。
こんな基本的なことで間違ってしまっているのでは、本の中身がいい加減なものであると思わざるを得ない。
個人的には、オウム本なんて興味ないから基本的には読む気にならない。
ただ、元オウムということで多少なりとも責任感のようなものがあり、ブログをやっている以上何か書くべきかなと思っているんだけど。
苦痛なんだよね。
間違ったことが書かれている本を読むことは。
ま、読みますけどね。(笑)