O型が刺されやすいとか、二酸化炭素に集まって来て刺されるとか、今までさんざん嘘八百がまかり通ってきた。
他にも汗をかくとだとか、アルコール摂取などで体温が高いだとかがあったが、経験的にそれらが嘘である事ははっきりしていた。
そして、ついに、蚊に刺されやすい人の条件が証明されたのである。
なんて素晴らしいんだ!
それを証明したのは、16歳の日本人男子高校生。
この高校生は当たり前の事を当たり前にやっただけなのだが、いわゆる専門家と呼ばれる人たちは一体何をやっていたのだろうか。
まあ、ヒヨドリにせよ、ツクツクホウシにせよ、ヒメスズメバチにせよ、僕の方が専門家よりも詳しい気がするが。(笑)
で、蚊に刺されやすい条件とは何かというと、それは足の匂い。
これはいわゆる足が臭いというのとは違う。
人間には全く知覚できない匂いなのだが、蚊は敏感に反応する。
虫歯やワキガは母親から感染する病気である事が知られるようになってきているが、人間の身体には様々な場所にこの細菌バランスというものが存在する。
ざっくり言うと、この細菌の種類の多い人が蚊に刺されやすいということになる。
蚊は細菌の種類の多い人の匂いをかいで、吸血モードがオンになる。
従ってその対策は、足を拭いて匂いを消す事。
それだけで、蚊に刺される回数が激減する。
具体的には、アルコール除菌のウェットティッシュなどで足の裏を拭く。
後は新しい靴下を履く。
これだけである。
なんて素晴らしいんだ!