坂本弁護士事件⑲ | 法友(とも)へ

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警察や公安調査庁に関して書くことはまだまだたくさんあるが、それは今後の「警察と公安調査庁」シリーズに取っておくことにしよう。



一応気を使ってくれて、名前を出しちゃまずいとだろうと言ってはくれたのだが、全くそんなことはない。


林 泰男は僕の事を知っているのは間違いないので、どこの誰かも分からない人間が言っているのとは反応が違ってくるはずだ。


どこの誰かも分からない人間に悪口を言われても一笑に付されるだけだが、自分の事をよく知っている人間に同じことを言われると、相手に与えるインパクトがまるで違ってくるだろう。



なので、こう言っておいた。


「名前を出してもらって構いませんよ。」


「玄関の鍵を開けられる優秀な人間は、オウムには林 泰男しかいない。」


「と言ってやってください。」



ということで、刑事は林 泰男にこう聞いたということだ。


「坂本弁護士の玄関の鍵を開けたのは君だという話が出てるんだが、どうなんだ?」


「玄関の鍵を開けられる優秀な人間は、オウムには林 泰男しかいない。」


「と、Rが言っているんだが。」



これには林 泰男も苦笑したかもしれない。(笑)


まあ、人間というものは、感情が動けば本音が出やすいのは確かだ。



虚を突かれた。


そんな感じだったのだろう。


林 泰男は「その鍵は」と答えたのだ。