伊藤かりんVSひふみん | 法友(とも)へ

法友(とも)へ

ブログの説明を入力します。

知らないうちに面白そうな対決が行われていた。


さすがはドワンゴ、目のつけどころがいい。



四枚落ちに対して四間飛車という、振り飛車好きのかりんらしい定跡を外れた展開となった。


本来なら端攻めに棒銀を絡めるのだが、ひふみんの事だからどうせ定跡どおりには来ずに勝ちに来そうだから四間飛車でよかったのかもしれない。


しかしながら、である。


かりんの指し手には突っ込みどころが多すぎる。(笑)



確かに57手目が勝負の分かれ目になっている。


4六歩と打って銀を追い返そうとして、同銀と取られてそこで初めて飛車金両取りの割打ちがある事に気づいたのだろう。


そこで飛車取りなど気にせずに玉頭に迫れば勝っていた可能性が高い。



その後もまだまだチャンスはあったのだが、79手目の桂成りに対しての同玉。(笑)


終盤の勝負所で、玉で取ったらあかんやろう。


そんな事をしてさすがですねと言われるのは、受けの達人の森内ぐらいしかいない。



それでも、それでもまだチャンスはあったのだが、85手目の3七歩に対しての同銀。(笑)


これで一気に決着が付いてしまった。


それは取ったらあかんやろう。


2九銀と引いて我慢しておけば、まだもつれたはずだ。



まあ、なんにせよ、アイドルにしては善戦したのは間違いない。


かりんは乃木坂の中でもそんなに上の方のイメージがないが、こういう売り方もあるんだなと思う。