坂本弁護士事件⑰ | 法友(とも)へ

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林 泰男のアリバイは警察によって確認されている。


よって、事件当日、林 泰男は玄関の鍵がどんなものであるかを知る事は出来ない。


まあ、実行犯でもないので、坂本弁護士事件では取り調べを受けていないだろう。



地下鉄サリン事件当時、オウムのサマナたちは坂本弁護士事件に興味はなかった。


オウム犯行説はすべて週刊誌のでっち上げだと思っていたのだから。



で、ここまでを前提として、


警察は、犯人しか知りえない情報を、容疑者に漏らすような間抜けではない。


なぜなら、犯人しか知りえない情報の暴露によって、その人物が犯人であるという証拠になるからである。


にもかかわらず、林 泰男はその鍵は自分には開けられないと答えている。



実は、公安の刑事が林 泰男に聞きに行くと言った時に、軽く打ち合わせをしておいた。


まあ、毎週会っている間柄だし、僕は警察の捜査に協力している功労者なので、大抵の要求は聞いてくれる。



「林 泰男にどんな風に聞くんですか?」


と聞いたところ、


「坂本弁護士の玄関の鍵を開けたのは君だという話が出てるんだが、どうなんだ?」


と、聞くのだと答えた。


そして、こう付け加えた。


「あなたの名前を出しちゃまずいでしょ。」


ここで、僕は一計を案じた。(笑)