坂本弁護士事件⑯ | 法友(とも)へ

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1週間後。(笑)


警察から前回の答えを聞くことが出来た。



林 泰男は自分にはアリバイがある。


事件当日は富士にいた。


と前置きしたうえで、こう言ったらしい。


「その鍵は自分には開けられない。」



う~ん。


泰男にいさん。


勘弁してくださいよ~。


まあ、たしかに明確な否定ではあるんだけど、突っ込みどころは残る。




その鍵は開けられない、ということは他の鍵なら開けられるということなのだが、それだけではなく、「その鍵」って?


つまり、坂本弁護士の玄関の鍵が、どんな鍵か知っていたということになる。


これは何を意味するのだろう?



普通に考えれば、麻原は実行犯とは別に林 泰男にも指示を出していたということになる。


まあ、これはオウムではよくある事だ。


最終的に同じ方向へ向かうワークであったとしても、途中の段階では他の人間が何をやっているのかは分からない。


全てを知っているのは麻原ただひとりである。



ということになると、麻原は坂本弁護士の玄関の鍵がどのようなものかを調べさせ、そしてその鍵を開けることが出来るプロに仕事を依頼した。


そういう事になる。