坂本弁護士事件⑬ | 法友(とも)へ

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僕は坂本弁護士がどんな人物だったのかは全くと言っていいほど知らないが、夜に玄関の鍵をかけずに眠るとは思えない。


弁護士なのだから、平均的な日本人よりも優秀であり、それなりに警戒してもいたと思う。


その上に、カルト教団に正面切って喧嘩を売っているのだから、さらなる警戒が必要になる。



まとめると、田舎ならともかく、都会のマンションで鍵をかけないなんて普通はない。


優秀な人物なのだから、なおさらきちんと鍵はかける。


オウムを相手にしているのだから、チェーンもかけているだろう。


ということになる。



誰がどう考えても、坂本弁護士はきちんと鍵をかけていたはずである。


それなのに、オウム幹部たちが現場に行ったときには鍵は開いていたのだ。


つまり、坂本弁護士が鍵をかけた後に、誰かが鍵を開けたということになる。


ま~た、難癖付けられそうだけど、論理的に考えるなら、それ以外に答えがない。



ところが警察は、坂本弁護士が鍵をかけていなかったという結論を出した。


その理由は、玄関の鍵が普通のシリンダー錠ではなく、外から開ける事は不可能とされたからだ。



ここでさらに、論理的な答えが見つかってしまう。


玄関の鍵を開けたのは、特殊な技術を持ったプロフェッショナルだということになる。