坂本弁護士事件⑫ | 法友(とも)へ

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麻原がダンテスダイジの死に関与していたとしても、麻原の傍にいた者達は麻原ならやりかねないなというぐらいにしか思わないだろう。



さて、坂本弁護士事件である。


この事件の争点はただひとつ。


玄関の鍵が開いていた。


その一点である。



鍵が開いていたというのは単なる事実である。


この事実は覆らない。



この、鍵が開いていた理由について、世間の人たちは大好きな偶然というものを持ち出すだろう。(笑)


警察も鍵が開いていたことを大して気にも留めていない。


なぜなら、これはオウムが起こした事件である事が明白であり、既に解決した事件だからである。



それともうひとつ。


毎日ちゃんと鍵をかける人、世の中の大多数の人はそうだと思うが、そういう人たちからは信じられないような事実がある。


例え夜中であっても、鍵をかけずに寝てしまう人が、実は大勢いるのである。



その場合、当然犯罪者たちに狙われやすくなり、たやすく家の中に侵入されてしまう。


中には、2度3度と泥棒に入られる家まである。(笑)


まさしく観念の崩壊であり、自分の常識が他人には当てはまらないことを教えてくれる。



鍵をかけないことで泥棒に入られるならまだましだが、殺人事件もいくつか起きている。


警察にとって坂本弁護士事件は、数ある鍵をかけないことで起こった事件のひとつに過ぎないのだろう。


FBIのプロファイリングでも、殺人事件の犯人がその家を狙った理由のトップが、鍵が開いていたからだったはずだ。