サマディ死は修行者にとっては一つの理想である。
まあ、世間にとっては迷惑な話だろうけど。(笑)
見た目は単なる孤独死。
その死因は餓死。
最近では高齢者にその数が増えてきている。
修行者が死んだとしても何も違いはない。
その遺体が、蓮華座を組んでいる事以外は。(笑)
そして、修行者にとっては、サマディ死の他にも理想とすべき死に方がある。
それが、ニサルガダッタ・マハラジのグルの死に方である。
知らない人のために、マハラジについてざっくり説明しておこう。
マハラジはマハルシと並ぶヨーガの2大巨頭である。
マハルシは私はだ~れ?の瞑想、すなわち四念処を行った。
その「私は誰か?」の答え、「私は真我である。」の実践を行ったのがマハラジである。
この、問いと答えになっている二つの実践は、どちらも真我独存へと導く。
マハラジは、どうやって解脱したのですか?
という質問に対し、
「私はグルを信じた。」
「ただ、それだけだ。」
と答えた。