相変わらず日本のアニメは凄いなと思う。
もっとも去年実写版でドラマ化されているが、アニメのほうがより原作に近いのだろうと思う。
その作中でのセリフ。
「死を恐れている人はいません。」
「死に至る生を恐れているのよ。」
「苦しまないで死ねるのなら、誰も死を恐れないでしょう。」
全くその通りだ。
死んだらどうなるかなど誰にもわからないのだから、死を恐れる人間などいない。
これは、最近子供の間で増えてきている高所平気症と同じ事だ。
普通、人間は高いところを怖がる。
なぜなら、その高い場所から落ちたら、どれほどの肉体的苦痛を味わうかを知っているからだ。
ところが、生まれつきマンションの高層階で育っている子供には、その恐怖がない。
そのため、ベランダの柵を乗り越えて、下に落ちてしまう。
そして、大変な大けがをしたり、場合によっては死んだりもする。
しかし、たとえ死んだとしても、死の恐怖が全くないのだ。
死を恐れる人間などいない。
死ぬのが怖いと勘違いしている理由は、生まれた後にマインドコントロールされたからであり、かならずどこかにその原因がある。
まあ、その原因を突き止めようとする欲求を持つのは、修行者しかいないのだが。(笑)