そう言えば、昔こんな事があったのを思い出した。
まあ、普通に考えれば、変化身のマルパというのは、本の村上春樹とか水の天然というような、文法的に間違った言葉ということになる。
英語で言うなら、call me taxi、みたいなものだろうか。
ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらおうとして、コール ミー タクシーと言う。
すると怪訝な顔をされる。
あれ?
発音が悪かったかなと思って、語気を強めてコール ミー タクシーと言う。
別に、大きな声で言ったところで、発音の悪さが修正されるわけでもないのだが。(笑)
さらに変な顔をされるので、もっと大きな声でコール ミー タクシー コール ミー タクシー と繰り返すと、あきらめたような顔で「分かった、お前はタクシーだ。」と言われるのだ。
要するに、コール ミー タクシーとは、俺をタクシーと呼んでくれと言う意味なのだから。
昔、麻原がやたらと大学で説法をしていた時期があった。
チャクラとかクンダリニーとか、初めて聞く言葉が多用される麻原の説法に、えらく感動した大学生がこう言っていた。
「俺をチャクラと呼んでくれ!」(笑)
よし、分かった!
君は今日からチャクラだ!