テレビでイベルメクチンがどのように作用するのかをやっていたが、それを見ていて驚いた。
これはまさにボツリヌスの作用と同じだ。
ボツリヌス毒素は、アセチルコリンの働きをブロックすることにより、呼吸が停止して死に至る。
まあ、呼吸停止だけでなく、あらゆる筋肉が動かなくなるのだが。
イベルメクチンは寄生虫に対して、これと同じような働きをする。
その違いは、ボツリヌスは人間に作用するのに対して、イベルメクチンは人間には作用しないというところにある。
違いはほんのわずか、それが人間に対してか、その他の生き物に対してかだけである。
生物兵器の開発も、薬剤の開発も、実は同じ手法を使っているというところが興味深い。