スズメバチ29 | 法友(とも)へ

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ツマアカスズメバチの巣が十分に大きくなったところで、ハチクマたちは狩りを始める。


最初に1羽だけが、スズメバチの巣に体当たりをする。


怒り心頭に発したスズメバチたちは一斉に巣穴から飛び出し、ハチクマに攻撃を仕掛ける。



巣から離れて飛び去るハチクマ。


しばらくすると、スズメバチたちは巣に戻って来る。


と思う間もなく、ハチクマは今度は反対側から体当たりを食らわす。



巣が大きく揺れて、またしてもスズメバチが大挙して押し寄せる。


飛び去るハチクマ、そして、追いかけるスズメバチ。


同じことが何度か繰り返される。


ハチクマの行動は、一見無意味に見える。


しかし、実はそうではないことが、後になって分かる。



何度でも巣を襲うハチクマ。


今度は体から体当たりをするのではなく、足からぶつかっていく。


鋭い鉤爪が巣を破壊し、穴をあける。



ますます大量に飛び出してくるスズメバチ。


またしても飛び去るハチクマ。


同じような事が繰り返されているかのように見えながら、実は決着がつくまでにもうそんなにはかからない。