このテイストは、どこかで味わったことがあるなと思っていたら、やっぱりだ。
原作は西尾維新だった。
厄介は言う、
「生きるって、恥ずかしい事なんだ。」
まったく、その通りだ。
だからと言って、恥ずかしい事が悪いわけではない。
「どうしようもなくて、情けなくて、逃げ出したくなる。」
まったく、その通りだ。
だからと言って、それが悪いわけではない。
そして、修行者なら、こう考える。
誰も、生きてなどいない。
なぜなら、真我独存だから。
真我以外は、すべて三グナによって作り出された幻影に過ぎない。
般若心経に説かれた、一切皆空はまさにこの事だ。