元TD師のブログに、光について書かれているので、軽く解説しておこう。
光は最初、チラッとしか見えない。
一瞬光る、ただそれだけである。
それがフラッシュのような強い光になり、光の帯のように見えることもある。
それが次に視界全部が光で覆われるようになる。
その時に見える光は様々である。
それが段々と、白い光に集約されてくる。
そしてその光は、今度は上から降りてくるようになる。
白い光の束になり、白い光の柱になり、全世界が白い光に包まれる。
上から降りてくる光は、白銀色の場合もある。
ここまでの段階は、その光が光源からやって来ていることを表している。
次の段階では、光へ向かって上昇し、光の中へ飛び込む。
光の中へ飛び込んでしばらくすると、その光が自分から出ていることに気づく。
自分が光そのものであることを理解するのだが、これも長くは続かない。
なぜなら、光を知覚しているのは、どこまで行っても感覚器官であるからである。
光そのものになる、つまり、感覚器官が消失すると、光を認識できなくなる。
そこは真っ暗闇なのだ。
その闇の中で、自分が光であることを忘れて、光を求めて動き出す。
このプロセスが無明ありて行あり、ということになる。
3グナを使い、光を認識できる感覚を作り出す。
次に、感覚が味わうことが出来る、この世という幻影を作り出す。
さあ、楽しい旅の始まりだ。(笑)
というわけで、最終解脱で終わりなのではなく、完全解脱を目指し、最終解脱の向こうへ旅立たねばならないのである。
さあ、みんなで一緒に、修行しよう!