アストラルテレポーター⑪ | 法友(とも)へ

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オウムが上九に進出するにつれて、アストラルテレポーターが1台では足りなくなってきた。


ある時サティアンで、後に次官となるHが、富樫が設計したという小型のアストラルテレポーターのハンダ付けをしていた。



初号機と比べて随分とコンパクトになり、片手でも持ち運べるみかん箱ぐらいの大きさになっていた。


スロットが8枚あり、その全てがプリント基盤。


ちょいとお高い銅入りハンダを使っていた。



かつては配線図を見ながら一本ずつハンダ付けをしていたし、電子機器用の普通のハンダを使っていた。


大きさだけでなくその他の条件についても、隔世の感があった。



まあ、ハンダ付けというやつは、ああ見えて結構電気抵抗が大きい。


ましてやハイレゾマシンの音質を劣化させないためには、それなりの材料を使う必要があったのだろう。



そしてこれが、どうやら3台目のアストラルテレポーターだったらしいのだが、最終的に何台作られたのかは残念ながら僕には分からない。