ロシアツアー32 | 法友(とも)へ

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警備班の拠点はビクトリー棟。


生卵とプロテイン饅頭が箱のまま置かれており、警備班のサマナは食べ放題だということだった。


この頃、お供物はだんだん量が少なくなってきていたので、豪勢なものだ。



そういえば、警備班のサマナ達は上半身は半袖のシャツ1枚という姿だったが、腕の筋肉がもりもりしていた。


しかし、春先とはいえ標高の高い場所にある上九だ、寒くないのだろうかとも思った。


さらに驚いたのは、ドアも窓も開けっぱなしだったことだ。



おいおい、大丈夫なのか?


毒ガス攻撃されているんじゃなかったのかよ、とは聞くまい。(笑)



警備班の責任者は新見だったのだが、普段は麻原と行動を共にすることが多いので、実質的なリーダーは岐部だった。


デザインの専門家が警備なんかやらされて、一体何をしでかしたんだよと思ったが、これも聞くまい。



岐部というのはかなりクセの強い男である。


村井のナチュラルな超人という感じと違って、一生懸命自分に鞭打って頑張っている感じが痛々しいと思うのは、僕だけだろうか?


まあ、本人は、頑張っている自分が好きなタイプなのかもしれないが。



とりあえず、全員で丸く輪になって準備運動。


その後、突きや蹴りの稽古。


ひとりずつ順番に10まで数え、それ以外は「セイ!」とか「セイヤ!」とか、まあ、割合自由に掛け声をかける。



それが終わったら、次は腕立てやスクワットなどの筋トレ。


そこから、富士山麓へのロードワークへと続く。