激指はなんとか予選を通過したものの、決勝トーナメントの1回戦で敗退。
去年のMVPの習甦は5位決定トーナメントの1回戦で敗退。
今年のコンピュータはレベルが高すぎますな。
それにしても、開発者たちの色々と面白い話が楽しすぎる。(笑)
どうやら1年でレイティングで300から500、飛車1枚ぐらい強くなっているらしい。
去年のプログラムと自己対戦すると勝率90%ぐらいになるということだ。
驚異的なスピードで進化してまっせ。
人間なら1年で香車1枚強くなったら天才だよなあ。
どうりで去年のコンピュータ将棋選手権優勝のAperyがベスト4にも入れないわけだ。
これはもう、プロ棋士の5戦全敗は確定でしょう。
ponanzaに到っては独自の定跡をいくつも作り出しているらしい。
人間には未知の領域だが、その新定跡に相手のコンピュータを誘い込み、序盤ですでに勝敗が決しているようだ。
似たようなものに、やねうら王のやねうら定跡があるが、あれは普通の定跡からの変化手順での誘導だった。
また、AWAKEは矢倉戦においては、中盤以降は詰みまで読みきっているらしい。
さ~て、プロ棋士は今後どうすればいいんだろうねえ?
とりあえずは、王座戦でも竜王戦でも、形勢判断にponanzaの評価値を使っていたけどね。(笑)