オウムの修行法は激しいものが多いが、その多くはヨーガ根本経典から来ている。
その背景には、麻原がヨーガ根本経典に書かれている行法を、そのままやろうとしたことがある。
昔の経典に書かれていることをそのまんまやろうとするなんて、そんなやつ麻原ぐらいしかいないんじゃないかと思う。
まあ、正直な話、とてもまともな人間のやることとは思えない。(笑)
しかし、やろうと思わなければ何も出来るようにはならないので、そのチャレンジ精神は称賛すべきなのかもしれない。
それにしても、オウムには才能のある修行者がたくさん集まっていたように思う。
ナウリひとつをとっても、実に大勢が出来た。
麻原はもちろん、中村、井上、その他のサマナだけでなく、信徒でさえも何人も出来るものがいた。
支部で信徒指導をしている時に、他のヨガ教室にいたことがある信徒さんから、番場一雄がナウリをやろうとして腸捻転を起こして何度も病院に運び込まれたことがあると聞いたのだが、オウムではそんな話は出ていない。
オウムの修行者たちというのは、ナウリのような高度な行法でも簡単にやってしまうような連中なのだ。
が、しかし、そんな麻原でもやらなかった行法もある。
それらを少し紹介したいと思うが、現代日本人から見れば報復絶倒である。
てか、実はインド人が偉大なのかもしれない。(笑)
もちろん、タントラの秘儀も存在する。