未解決事件スペシャルで、サイコパスについての簡単な説明があった。
サイコパスというのは単に精神病質ということであり、犯罪者という意味ではないらしい。
世間で一般的に認識されていると思われるのは、サイコパスの犯罪者のというかサイコパスの殺人者ということのようだ。
で、このサイコパスというのは人口の0.1%程度いるらしい。
したがって日本にも10万人ほどのサイコパスが存在することになる。
その特徴は普通人のような良心の呵責というものがないということである。
これは人生を有利に生きていくための強力な武器になる。
普通の人間ならこれはダメだろうと思うような場面でも、まったくブレーキがかかることなく、他人を犠牲にして自分の利益を追求できるからだ。
なんて素晴らしいんだ。
そして、サイコパスの中でも頭のいいサイコパスは、この能力を最大限に生かすことが出来る。
しかも、人を引きつける魅力を持っている。
政治家や事業家、芸能界に占い師、その活躍の場は多岐に渡っている。
いわゆるカリスマと呼ばれる存在である。
麻原ももちろんこの能力を持っていたし、弟子の中でも井上や大内などは、オウム内でも井上教とか大内教とか言われるほど一部の信徒から信頼されていた。
しかし、面白いことに、麻原はカリスマになるようではダメだと言っていた。
まあ、僕の場合は、頭の良さもなければ魅力もないので、サイコパスは全く関係がないのだが。(笑)