びっくら、こっきこき~。
面会出来るんだ。
身分証明書も見せずに、名前書いただけなんだけど面会出来るんだ。
と思って驚いていると、「分かりますか?」
と聞かれたので、「分かりません。」
と答える。
「電光掲示板に番号が出ましたらエレベーターに乗ってください。」
「荷物は持ち込めませんので、ロッカーに預けて下さい。」
ということらしい。
「おお~、ポーシャに会えるんだ。」
「どんな言葉をかけようかなあ?」
と、あれこれ想いを巡らしながら、長いすに腰掛けて待つことになった。
次々に電光掲示板に番号が表示され、自動音声がたどたどしい日本語で読み上げている。
「イッパン ヒャク ヨン ジュウ ヨン バン ハチ カイ」
と言うのを聞いて、お~、そろそろだと思っていると、
またしても通常と違う展開に。(笑)
自動音声ではなく館内放送で、
「146番でお待ちの方、窓口までお越しください。」
またしても、嫌な予感。
まあ、逆らっても仕方がないので、おとなし~く窓口まで行ってみると。
「本人から連絡がありまして、今日は他の人との面会予定があるのでお断りするとのことです。」
あう~、まあ、しょうがないよねえ。
だけど、他の人って誰だ?
弁護士なら、弁護士との面会って言うだろうから、もしかして嫁ですか?
ポーシャ嫁ですか?
嫁には1回会ってみたい気がするんだよなあ。
前に滝本弁護士から、嫁が出てくるので久しぶりにみんなで集まりませんか、というお誘いがあって「お~、これが出所祝いってやつか。」と思ったんだけど、都合がつかなくて参加出来なかったんだよなあ。