そう言えば、世界コンピュータ将棋選手権の事をすっかり忘れていた。
最近では電王戦に人気を奪われているが、こちらは電王戦のような軽量級の戦いではなく、ハードの制限のない無差別級の戦い。
優勝するのはGPSやBonanzaのような怪物クラスターマシンというのが相場なのだが、今年は少し様子が違ったようだ。
優勝したのは、なんとパソコン1台だけのApery。
クラスターマシンを抑えての堂々の優勝である。
一体、何があったのだろうか?
リアルタイムで放送を見ていないので詳しいことが分からない。
棋譜を見たり、ネットで情報を拾ったりして調べてみようと思うが、非常に興味深い出来事である。
Aperyは初優勝。
このハードの性能で優勝できたということは、もしかしたらソフトが大きく進化しているのかもしれない。
その他の興味深いことは、GPSと習甦の予選敗退とYSSの上位入賞。
GPSは今回はクラスターではなくパソコン1台だけだったようなのだが、電王戦対策なのだろうか?
習甦敗退は理由が分からない。
YSSの上位入賞の理由は、もちろんクラスターの導入だろうと思う。
やっぱ強いなクラスターはって感じだけど、一番見てみたいのは何と言っても激指クラスター。
いつになったら見られるんだろうなあ?