ダンテスダイジ④ | 法友(とも)へ

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石井が言うには、麻原が最終解脱のために用いた修行法は、ビバリータカラニーバンダムドラーだったということだ。


普通のビバリータカラニーはくの字になっているが、これを垂直にする。


こうすることによってしっかりとしたジャーランダラバンダが出来るし、重力によって自然とムーラバンダが起こり、同じく重力によって内臓は下に落ちウッディーアナバンダが自然に起こる。


すなわち、このビバリータカラニーの体勢をとっている間はトライバンダはほどけないのだ。



次にこの体勢のまま蓮華座を組む。


その蓮華座を組んだ足を下に下ろし、内臓が下に降りてへこんだ腹部に押しあてる。


その足を両腕で外側から抱え込み、指先を組み合わせる。


この体勢のまま、極限までクンバカを行う。



麻原は一息ごとに失神し、痙攣していたそうだ。


石井は麻原が視力と引き換えに最終解脱に挑んだと言っていた。


たしかにそうだと思う。


麻原の視力障害は緑内障によるものである。


それなのにこんな眼圧を極端に高める修行法を行うことは、まさに自殺行為である。



石井は、麻原が視力と引き換えに最終解脱をされた、と言っていた。


で、この話を極限修行の時にして、「あなたたちはどうして限界までクンバカできないのですか。」


とか、言ってくるので、そんな事を言われてもなあという感じだった。



そういえば麻原も「死んでもいいから呼吸を止めろ!」


と言っていたなあ。


鬼の形相でそう言ってから、次にニコっと笑って「大丈夫だ。死なないから。」


まあ、体験者は語るってことですかねえ。